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ネオヒルズ系のビジネスの胴元の皆さんは、そろそろ勝ち逃げを狙ってるのかな。

2013年05月24日 · カテゴリ:アフィリエイト関連

なんとなく最近気にかけているネオヒルズ族のご商売ですが、昨年(2012年)からメディアへの露出や電車広告への出稿、はたまた最近では1発で100万円を超える高額な商材(一般人をネオヒルズ族にするという)の販売など、さすがにセレブな皆さまだけあって超ド派手になってきたようにも思います。

もうあの、情報商材販売ASPサイトで、なるべく陽の当たるところを避けて趣味の人にだけコッソリ売るという怪しげなスタイルは微塵もありません。

で、このネオヒルズ系の話題に関しては、関連する記事を私も今年2回ほど書きました。直近では下記。
アメブロには本当のヒルズ系勝ち組と、自称勝ち組(一般人)が棲んでいるという話。

まあ本当に「ネオヒルズ族」の生態に関心がある方は、その専門(?)の「嫌ネットビジネスさん」のTwitterやNaverまとめを見た方が話が早いかもですが。

ほか、最近では自爆的な失態というか、ジニアス東京で行われたDJマークパンサーのイベントの話とか、ついに逮捕者も出た「ネオヒルズ族」 “絶対に儲かる”仕組みのウラ側、とかのちょっとした綻びも見かけます。

こういったネガティブな話題はともかく、テレビ番組や週刊誌等への露出は「年収○千万円(○億円)」「いったいどんな商売?」ぐらいの浅いツッコミでまったく新鮮な暴露もないまま「へえ~」程度で終わっているわけでして。それじゃあ炎上マーケティングと同じで、結局は彼らの商売の片棒かついでるだけじゃん的な感じもします。
ま、テレビ(メディア)がそもそもネット関係に情薄すぎる、という期待通りの残念な傾向もありますけど。

単純に言ってしまえば彼らカリスマさんたちのご商売は、ネットの成功者として一攫千金を夢見る人の関心を煽り、有料セミナーやパーティを催し、実利を得つつ参加者を信奉者化するもの。
その信奉者に情報商材を販売するのはたやすく、セミナー会場は(参加したことがないので想像ですが)もはや入れ食い状態の釣り堀となっているんじゃないでしょうか。
そして釣った魚、じゃなかった購入した客をそのまま情報商材のアフィリエイターにするスキーム。そこに参加するのは、ネオヒルズ族へあこがれる、夢多きロマンチストたちでしょうけれど、もうひとつ特徴があるとすれば、ネットやPCのリテラシーが(失礼ながら)比較的低い人が多いように思います。

失礼ついでにもっと言ってしまえば、もともと持ってる価値観が乏しいか、ミーハー的か単純か。だからカリスマさんたちが語る発言に、洗脳とはいかないまでも感化されやすい虚弱体質なのかも知れません。

カリスマさんたちは自らのビジネスを「成功」「信念」「人生」「価値」「変革」「革命」「進化」「可能性は無限大」「新時代の幕開け」というような大袈裟な単語をちりばめて(オブラートに包んだまま)繰り返し信奉者に語り、「ヒルズ」「ロールスロイス」「フェラーリ」「セレブ」「ブランド」という物質的欲求を煽り「月収○百万円」「年収○千万円(○億円)」といった拝金主義を正義としてアピールする。

これじゃまるで、ひと昔もふた昔も前の悪徳セールス会社で、趣味の悪い金のブレスレットをじゃらじゃらさせたリッチな身なりの代表が、
「商品を売るのはすべて客のため」とか、粗悪でも「モノではなく価値を提案しているのだ」とか、「やる気、努力次第で私のようにリッチになれる」「情熱だ」「強い気持ちだ」
・・といった素敵な言葉でフルコミッションのセールスマン達に飛ばす激と同じ。ある意味、都合のよい価値観をセールスマン達に植え付けることで、悪辣なオーバートークもグレーなセールストークも正当であると信じさせてしまうわけです。

あ、そんな化石時代の悪徳セールスの話は置いといて、イケてるネオヒルズな人々の、ナウなヤングにバカウケなビジネスの話に戻します。

いわゆる一握りの「成功者」が、月収○百万円、年収○千万円で高級マンションに住み、高級車を乗り回していると語り、
「あなたも自分の決断次第で成功する」
そう囁かれて「よし俺も!」というおめでたい素直な人も世間にはある一定数はいるわけです。

また、ある程度そういった価値観に感化されると、自分の信じた価値観を肯定したいがために、その価値観を与えてくれた人の考え方、発言、行動、人格、すべてを無抵抗に賛同(崇拝)してしまうでしょうし、それに応えるように六本木のカリスマたちは、耳ざわりの良いポジティブなトークを連発してくれます。
たとえ信奉者に多少の冷めた目があったとしても、「自分はそのシステムをあえて利用しているのだ」と(自己否定を避ける意味で)やはり肯定してしまいがちでしょう。

そう考えると、儲からなかった購入者は自分のせいだと思うでしょうし、クレームが発生しづらい商材かと思います。

しかし、これがそこそこの金額のちょっとしたノウハウの情報商材ならば、手を変え品を変えて、細く長く売れるのでしょうけれど、ネオヒルズ族銘柄(?)で売られているのは清水の舞台からジャンプするような高額な情報商材。
ひとりで2つも3つも買えません。
結局はそんなマーケット(狩場)は限られているわけで、マルチビジネス的な商売の構造を考えれば、いつか売れなくなるのは明らかだと思います。

いつ売れなくなる?いまでしょう・・じゃなくてもう少し先かとは思いますが、儲からなければ、どんなおまじないをかけられていても、いつか夢は終わってしまうはずです。

つまりはそういった高額な情報商材が息づまるのは時間の問題。
ネオヒルズ系のビジネスの胴元たちも、そんな商材がずっと売れ続けるとは能天気に思っていないでしょう。
そういう意味では、彼らの最近のテレビ番組などのメディアへの露出や、ド派手なイベントなどの活発な動きは、購入者からクレームが噴出したり、消費者庁あたりが問題視する前に、イッキに大儲けして勝ち逃げするのだろうかと思えたりする今日この頃です。

ま、なんとなくフェードアウトするのか、ド派手なXデーがあるのかないのか、しばらくはそんなナマあたたかい目で見守りたいと思います。

(2014.04.30追伸)
先週末、ネオヒルズの与沢翼さんが敗北宣言ととれるブログ記事をUPしましたね。

与沢翼からご報告します。
(抜粋1)
お金持ちを演じることを期待されているのに、もはやお金がない。
この状況は、心底きつかったです。
(抜粋2)
今日から無理をしてお金持ちのふりをする必要がなくなったので、楽になりました。

あまりにもあっさりと自己批判の嵐ですが、ここまで反省&謝罪されると「やっぱりそんな美味い話はなかったんだ」ということがよくわかりましたし、ご本人の素直すぎる謝罪に却って同情も禁じ得ませんが、「お金持ちを演じる」「お金持ちのふりをする」という部分に釈然としません。
「演じた」「ふりをした」という行為は、他人に「私も金持ちになれる」と思わせることを目的としているわけで、例えれば「写真を加工して痩せた身体に見せて、あなたも痩せられるといってダイエット商品を売る行為」と同じですよね。

でもまあ、いいか。
また別のビジネスで話題を作って楽しませてもらいたいところです。

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