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ネオヒルズさんたちを見て、その昔流行った自己啓発(人格改造)セミナーを思い出しました。

2014年03月12日 · カテゴリ:雑記

(最近雑感しか書いてなくて、恐縮です)
どーも最近のネオヒルズ族さんたちのFacebookや周囲のファンの発言・コメントなどを眺めていると、なんだかキモチ悪いまでの超ポジティブな言動が気になります。

実際、彼らがいま何をやっているのか知らないし、こちらの財布にもビジネスにも影響ないので「勝手にどーぞ」ではありますが、単純にネオヒルズさんたちの周りにいる、気味の悪いほどの超ポジティブな取り巻きが不思議でして。

そもそも持って生まれた明るい性格なんてレベルじゃないでしょう。
いわゆる洗脳的というか、宗教的というか。
そんなことをふと思ってたら、20年ほど前に流行った自己啓発(悪く言えば人格改造)セミナーを思い起こしました。

昔流行ったそのセミナーは

  • 集団、閉鎖的空間でゲーム(らしきもの)を実施。
  • 感動や無意識な行動を指摘したりして主催者への帰属性と新しい価値観を与える
  • 超ポジティブ思考を参加者に植え付ける
  • 植え付けたポジティブ思考を使って次のステップ(さらに高額)への参加を求める

ま、自己啓発セミナーの場合は最後の部分が商売としてうまい仕組みになっているわけで、次のステップに進むと今度は新たな参加者を引き入れることが求められます。
人によっては、自分の招いた新たな参加者の参加費を自腹で負担する方も少なくありません。
なんだか無限連鎖っぽいですが、人から人へという閉鎖的な連鎖だからネタもばれず、うまくいったのでしょう。

なんで知ってる?
「参加費払うから」という知人の熱心な誘いに負けて、参加した経験があるからですけど。
もっとも、セミナーの内容(プログラム)そのものは面白かったですし、否定はしません。
ただし、そのビジネスの方法論というか、メソッドに疑問がありますが。。。

自己啓発セミナー自体は3日間だったか・・・記憶が乏しいですが、やった内容は座って講義を受講するような形式ではなく、参加者(40人前後)が大きな部屋で行うゲームっぽいプログラムで、今でもいくつか覚えています。

すでにその主催者団体は解散してしまってるので簡単にネタばらしをすると、一番最初にやったのは、単純に部屋を歩き回り、参加者同士が近づくと双方立ち止まり、必ず”無言”で3秒ほど目を合わせ、そしてまたランダムに歩き出す。それを数分間行うものでした。

このプログラムをしたあと、主催側のMCは参加者に問いかけます。
「お互い目を合わせたとき、『私たち、なに変なことやらされてるんだろうね』という気持ちになって照れ笑いをしませんでしたか?」
「声は出せない代わりに目や仕草で『なんか恥ずかしいね』と無意識に相手に伝えたいと思いませんでしたか?」

そんな類のことを言います。
無意識かどうかはわかりませんが、確かに参加者はそんな気持ちにはなっていました。

MCはさらに言います。
「あなた方が無意識にやっていた照れ笑い、そんな自分の”行為”に気づいてください」
「このセミナーは、本当の自分というものに気づくためのセミナーです」

・・・みたいなことを言われます。
小技ですが、オジサン(当時は青年)出だしから1本取られたよって感じです。

その後、小技、大技含めて結構面白い試みがあります。
印象的だったプログラムを1つ書くと・・・
Aチーム、Bチームに分かれて小部屋に入り、集団で議論しながら競う、じゃんけん野球のようなゲームもあります。
A・B両チームがそれぞれ○(マル)か、×(バツ)を、主催者のMCに提示します。
じゃんけんのように、その結果によって得点が与えられたりマイナスされたりします。

正確な配点のルールは覚えてないのですが、例えばこんな感じ。
A・B両チームがそれぞれ離れた部屋で、○(マル)か×(バツ)のいずれかを話し合って決めます。
そして主催者のMCにメッセンジャーを行かせ、その結論(マルかバツ)を伝えます。

両者が○を提示していた場合、双方に2点が付与されます。
両者とも×を出すと双方にマイナス3点となります。
片方が○、片方が×を出すと、○を出したほうにはマイナス3点、×を出したほうは3点が与えられます。

結果はすぐに双方の部屋に伝えられ、次の○×をどうするか話し合って決め、提示してゆきます。
それを9回繰り返し、合計得点を増やすゲームです。

初めはどちらの組も×を出します。
相手がもし○なら自分たちは得点でき、同時に相手にはマイナスを与えることができます。また、お互いが×でも双方マイナスになるだけで差がつかないから、という理由です。

次も、その次も双方が×を出し、そして双方にマイナス点がついてゆきます
数回それを繰り返すと、何も変化がない閉塞感からか、誰かが、
「このまま×を出し続けても得点するどころかマイナス点が増えるだけじゃないか?一度ダメ元で○を出してみようよ」
と言い出します。

そして(相手のチームに×を出され)見事に大きなマイナスを食らいます。
「ほら見たことか!」
となるわけですが、×を出して得点した相手も実は(なんだか相手を裏切ったキモチになって)動揺します。

そんなことがあって、そして離れた部屋にいる双方のチームが同じ心理状態となり、どちらも○を出し合います。
そしてお互いが得点をします。
離れた部屋にいる相手チームと同じ意識となるわけですが、何とも言えない感動というか喜びに包まれ、歓声があがったりもします。
そしてその後は最後までずっと○を出し合い、お互いに得点を重ねてゆきます。

ゲームが終了したあと、MCから今のプログラムを振り返ります。

「どうして損をすると想像できたのに、4回目にAチームはマルを出したのですか?」
「Bチームはそのときどう思いましたか?」

みたいなことです。
そして、
「このゲームは相手チームと得点の多さを競うゲームとは言いませんでした。ここ(合計欄)に多くの得点を貯めるゲームと言いました」
(そうだっけ?)
「日常でも、相手より先にマルを出すことは損だと、ためらっていませんか?」
「損したっていいじゃないですか、これからは相手の見返りを求めず、先にマルを出しませんか?」

ね?なかなか考えられたゲームでしょ?
自分自身、プログラム自体は、元はどこで考えられたものか知りませんけど、マルチ系ビジネスでも研修に使ってそうですし、米国からの輸入じゃないのかと推察していますが、結構練られていると思います。
実際面白かったですし、セミナーの最後に感動的な仕掛けもあるので、いい経験(思い出)になりました。

ま、そういう意味で洗脳とか人格改造というほどのコワイものでもなかったです。
ただ、商売として見たとき、ある意味宗教的と言いますか、主催者に対して無防備な状態(ネガティブな意思や断れないような心理状態)や集団心理でハイな環境が作られてしまい、そのうえで次のステップへの申込み(商売)に誘導される点は(集団催眠で壺を買わされるようなもので)非常に問題じゃないのかと思います。

さて、話を最初に戻しますが。
ネオヒルズ族さんのよくやってるセミナーも、源流は米国あたりからのメソッドなのでしょうか。
上記に述べたような長時間を要する自己啓発セミナーじゃなくて、ネットビジネスとかSNSのビジネスの話なのかも知れませんが、キモチ悪いぐらいの超ポジティブ思考なファン(周辺人)の出現が不思議で、まるで昔の自己啓発セミナーのようなプログラムでもあるのかと訝る今日この頃です。

(追伸)
以前、ブリタニカ商法のセールストークについて書きました。
心理的な働きかけ(策略)が活かされたセールストークの話でしたが、やはり根底に同じ匂いを感じました。
ご興味があれば下記へ。
ブリタニカ商法。そもそも売る側はプロであり、客は素人です。(少々改定)

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