ブログ名の設定は、まだ。 ネット社会の一粒の"地の塩"でありたいと思っています。

Yahooニュースのコメントスパムから誘導するMade for Affiliateサイトの件。


「Made for Affiliate」という言葉は、たぶん私の勝手な造語だと思いますが、以前、Made for Adsense(MfA)という言葉はよく使われていました。
MfAとはAdsenseの広告を表示するためだけの、訪問者にとって価値のないサイトのことで、多くはワードサラダのような自動生成された意味不明な文章や、Wikipediaやニュースのパクリ文章などがページを占め、そこにAdsenseの広告が貼られているようなものでした。

そのページに検索でアクセスしてきたユーザーが、特に有用な文章もリンクもない中で、表示されたAdsense広告をクリックしてくれればサイト運営者の収入になるという仕組みです。

ただし、さすがにGoogleもMfAは許しておらず、またワードサラダやニュースのパクリ文章などはパンダアップデートが功を奏してか、最近ではすっかり見かけなくなってきていました。
しかし昨日Yahooニュースを見ていたら、そのニュースのコメントから辿って、久々に「広告のためにつくられた無意味なサイト」に久しぶりに出くわしました。

見付けたのは、「<清原被告>懲役2年6月、執行猶予4年 東京地裁」というニュース記事のコメントスパムから。

comment

「ポリピュア体験記割安」というキーワードをヤフー検索しろと誘導しています。
「グーグルだとすでに削除済み」とは希少な情報だから今すぐ行けと心理的に煽っている感じです。

実際に検索すると、その検索ワードと同じキーワードをタイトルにしたページが複数ヒットしていました。
「ポリピュア体験記」でもなく「ポリピュア割安」でもなく、「体験記割安」という意図的な文字列のため、完全一致させて検索の上位に並ばせているようです。

そのうちの1つ、このサイトの主がコメントスパムをしたかどうかまでは解りませんが、

ポリピュア体験記割安 | 新着情報
ポリピュア体験記割安 | 公式サイト

などはWORDPRESSを使った同じテンプレート。
このサイトにアクセスしてみると、コンテンツらしい記事はありません。
明らかにアフィリエイト広告だけのためのサイト、Made for Affiliateサイトといえます。
ワードサラダのように検索キーワードをまぶしたテキストのテンコ盛りをする代わりに、テキストを極力排してコメントスパムによってサイトに誘導する手法のようです。

spam

これくらい何もコンテンツがないと、広告以外に目立つリンクもないので、つい広告バナーをクリックする人も結構いそうな気もします。

ほかのページを見ても、やはり広告バナーしかありませんでした。

ソースを見ると広告バナー(広告主)は様々ですが、配信会社はアフィリエイトBという会社で、ほかの同様なサイトではRentracks(レントラックス)でした。

どちらの広告配信会社も成果報酬方式のようです。

Googleは良質なコンテンツを検索エンジンによって提供しユーザビリティ向上を図るといった方針で、無意味なMfAを禁じていますが、検索エンジンに関係ない広告配信会社ならば、ある意味「ネズミを捕るのが良い猫」的に成績が良ければブラックなアフィリエイターの手法でも黙認、もしくは品質を厳しく問わないのかもしれません。

ただ、広告配信会社として上記のようなアフィリエイターの無意味なページ生成を許してしまっていることは、ネットのゴミやコメントスパムを結果的に増やしていると自覚してほしいものです。

追伸
Yahooのニュースは、よほど狙われているようで昨年(2015年)11月にも下記の記事を書きました。
ヒルナンデス・ダイエットのスパムはマネーロンダリングならぬ、ワードロンダリングな件。
Yahooも目視でチェックするわけにもいかないでしょうけど、斬新な対応策はないんですかね。

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記事テーマと関係ないとか、リンクがない場合(一方的TB)、あとアダルトサイトは申し訳ないですが承認しませんので予めご了解ください。またrel="nofollow"つけてるので、SEOのリンクジュースが目的のコメント、TBは残念ながら効果が無いと思います。予めご承知おきください。