(要注意)NTTの光コラボにすると、マンションタイプ プラン2は逆に高くなる。

(2017/02/15 少々更新しました。)
NTTの光コラボの営業電話が激化しています。ただ、「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ プラン2」の場合は総額で安くなりません。

そのあたり、営業の電話はこちらの事情(契約プランの詳細)もわからずに切り替えをしようとしてきますので注意が必要です。

例えば、マンションタイプ プラン2だと、下記の表のように基本的に毎月300円料金が上がってしまいます。

フレッツ 光ネクストマンションタイプ プラン2 光コラボに切り替えた場合
プロバイダー料金 950円 4,100円
フレッツ光 回線料金 2,850円
合計 3,800円 4,100円

※同じマンションタイプ プラン2でも金額が若干異なる場合があるようです。

私が受けたセールスでは、半年間1,000円引きにしますという話でしたが、半年間毎月1,000円割引で計6,000円割引を受けても、20か月経ったらプラマイゼロになってしまいます。

私のようなマンション暮らしで、「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ プラン2」の契約者なんて珍しくもないはずなのに、セールスはそこを予めチェックもせず切り替えを勧めてきます。

ケータイとかオプション料金などがあって、総合計で割安になる場合もありますが、くれぐれも既存の料金と切り替えした場合の料金をよく聞いて決めるべきかと思います。

下記は、その光コラボを導入しようとして、結局、最後の最後に確認してわかった、料金が300円/月上がってしまう件で断ったいきさつを書いています。

よろしければお読みください。

(体験談)
朝っぱらケータイが鳴って、相手はソフトバンクの方からでした。

先日も朝の会議中にケータイ鳴らされて、そのときは用件も聞かず切りましたが、今回は2回目ということで聞くことにしました。

で、用件は自宅のインターネットの料金をひとまとめに請求できる「光コラボレーションモデル」に切替を促すものでした。

光コラボレーションモデルとは、NTT回線料金とプロバイダー料金の2つの請求(引落し)をプロバイダーの請求に1本化するというもので、やれば合計で4,100円、半年間は1000円割引いて3,100円にします、とのこと。

そのソフトバンクの方の質問で、現在クレジットカードで払っているのか銀行自動引落しか?というのがわからず、夕方再度電話をくれることに。

その間、カミさんにLINEで質問したら、
「自動引き落としもカードも〇〇銀行〇〇支店よ」
いや、そういうコトじゃないんだけどな、と思いつつ、質問の意図を理解させるには至難の相手なので、それ以上は突っ込まないことにしました。

夕方掛かってきたソフトバンクさんに「たぶん銀行引落し」と曖昧に答えたあと、この電話をNTTに回すから、「銀行引落」と伝え、その他NTTの質問に答えて「転用承諾番号」を聞いてください、となりました。

どうやら「光コラボレーションモデル」に切替をするには、NTTの出す「転用承諾番号」を契約者の私が聞いて、それをソフトバンクに伝えるという手続きが必要らしいです。

そこでソフトバンクさんから電話を引き継いだNTTさんにも「転用承諾番号」をもらうために幾つか質問を受けたのですが、実は家の電話の名義が亡くなった親の名義だったので、名義変更を促され、かつ肝心の転用承諾番号は教えてくれず、電話はそこでいったん終了。

さらにその30分後、ソフトバンクから3回目の電話が掛かってきて転用承諾番号は名義の関係で貰えなかった旨を伝えると、NTT東の公式Webサイトでできるとのこと。

電話を切らずにそのままWebで入力フォームに誘導いただき、無事、転用承諾番号が表示された画面にたどり着きました。

そして、その転用承諾番号を、電話の先で待っているソフトバンクの人に伝えました。

これでNTTからの回線料の請求はなくなり、ソフトバンクからの請求に一本化されて4,100円になるとのこと。

その後は延々と、重要事項通知なるものを読み上げられ、同意していたのですが、最後の最後にこちらから質問。

私「今までいくらといくらに分かれていたの?」
SB「プロバイダー料金は950円です」
私「NTTのほうは?」
SB「転用承諾番号の発行画面になんと書いてありますか?」
私「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ プラン2Bってあるけど」
SB「(少し調べて)2,850円ですね」
私「じゃあ合計3,800円が4,100円になるんだ、ん?」
SB「あ・・」
私「割引があるとしか言ってなかったよね?」
SB「半年間毎月1,000円割引、計6,000円割引になりますので」
私「でも300円高くなるよね」
SB「そうなりますね」
私「6,000円も、20か月経ったらプラマイゼロになるよね」
SB「あの、今回の話はストップしておきましょうか?」
私「はい、なかったことでお願いします」

どうやら私のNTTの契約内容(フレッツ 光ネクスト マンションタイプ プラン2B)は最安プランだったらしく、光コラボレーションモデルにすると高くつくらしかったです。

ご苦労様でした。
(ソフトバンクさんじゃなくて)朝から長電話と無駄な手続きに引っ張りまわされた私に。

(追伸)
都内のマンションに小規模なオフィスがあり、そこのネット環境の管理も私が代行しているのですが、そこにも熱心なセールスの電話がかかってきました。

ディズるわけでもないのでセールスしてきた会社の社名を出すと「株式会社東名」さん。

こちらの現契約はご存知ないようで、現契約が私の自宅と同じ 「光ネクスト マンションタイプ プラン2」だったのでメリットがない旨伝えました。

すると、プロバイダーはそのままで、現在のフレッツ光ネクスト回線料金(2,850円)だけを、東名さんの「オフィス光119」(2,500円)に切り替えたら350円のメリットが出るとのこと。

さすがに個人ならともかく、法人で350円/月の回線料が安くなるというメリットで、逆に切り替え後の回線スピードが落ちないかといった不安や、契約を変えたときの手間(転用番号の取得、責任者や経理への説明、その他請求書発行手数料などが割高になってないかのチェック)が面倒なので、丁寧にお断りしました。

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