ホームページが未だにない会社だけど、作るにはどうすればいい?

02/24編集されました カテゴリ: いまさら的なネットやWebの知識
今回は郷里の自営業者の友人に教えるレベルで書きました。
また「ホームページを作る」というと、何の?どの規模の?となってしまいますので、コンサル会社が絡むとか、システム開発が絡むといった大がかりなサイトではなく、基本的な例、例えばまだホームページがまだ無い小さな会社を想定して書きます。

「ホームページを作る」となると当然ながら、作ってもらう会社を探し、制作を発注・依頼するという行為が必要です。そして作ったページはどこかのレンタルサーバを借りて、さらに会社のドメインを取得しなければならないでしょう。
さらにそのドメインの名前がついたメールアドレスも持つべきです。

そんなレンタルサーバやドメインなんてわからないというのであれば、制作会社に相談するのがベストです。それがわからないような会社に発注してはいけません。

また飛び込みセールスとか電話セールスで「ホームページ作ります」という会社お勧めしません。
そもそもまともな制作会社はそんな営業はしていません。
ましてや「ホームページ作成料はリースが組めます」なんて会社は悪徳です。

まず、ホームページを作る費用は、小さい会社なら数ページで20万円~50万円ぐらいが相場かと思います。
ほか、ドメインが必要です。
ドメインは年間利用料が安いもので1000円以下、高くても4000円程度。
こだわりがなければexample.co.jpもしくはexample.jpが良いでしょう。
co,jpは取得の手続きが面倒ですが、1社に1つしか取得できないもの。次のjpはそのような制限はありません。
exampleというところがもちろん会社名を表すところです。
ただ、早い者勝ちなので、社名どおりで取れるかどうかは確認が必要です。

そしてサーバも必要です。
ECサイトではなく、会社の案内であれば共用サーバでいいでしょう。
メールもさきほどのドメインを使ったメールを使うとすれば、とりあえずは共用サーバでいいでしょう。
共用サーバもメールも使えWebサーバ(ホームページを置く)も使えて年間でせいぜい30,000円以内であります。
そのあたりも制作会社に相談すればいいかと思います。

さてその制作会社です。
「ホームページを作る」となるとどこか制作してくれる会社に依頼するのが通例ですが、もし社内にHTMLがわかり、ドメインを取得したりレンタルサーバを借りたり、FTPでサーバにファイルをアップしたりすることができる人がいて、画像加工ソフトがインストールされているパソコンがあったとしても、やはり社員が作るのはお勧めしません。

社員さんもタダってわけではありませんし、Wordとカラープリンタで手作りチラシでも作るような感覚でWebを考えると、却って「大丈夫?この会社・・」となってしまいます。
それでも社内で制作を検討したいとなれば、難関はデザインとHTMLコーディングだと思います。「HTMLテンプレート」で検索すると、いくつかそういったサイトがHITしますので、どうしてもというならば検討されてみればいいかも知れません。

外部に制作を依頼するとして。
制作会社に依頼するならば、Web制作会社や印刷会社のデザイン部門、フリーのデザイナーさんなど、地方でも数多くおられると思いますので、そういった方(会社)にご相談されるのが一番かと思います。
全然コネクションが無いというならば、ホームページを持っている取引先の会社に紹介してもらうとか、出入りの印刷会社さんに聞くといいかも知れません。

ただし、外部に制作を依頼するからといって、制作会社に(相談は良いとして)丸ごと「ホームページ作りたいから提案して!」とおまかせするものでもありません。まず発注者として考えなければならないのは、どのような目的で、誰に何を見てもらうかという基本的な情報を伝えながら相談する必要があります。

整理すると、下記のような準備をして制作会社と話し合うのがベターです。

(1)どんな目的でなにを掲載し、誰に見てもらうかを考える
「いまどきやっぱりホームページぐらいないとねえ」というのもあるでしょう。営業面で会社の概要ぐらいはないと困るとか、学習塾とかテニススクールなら生徒募集をしたいとか、求人を出すけど応募者に見てもらうホームページがないので、とか。

例えば会社はテニススクールを運営していると仮定して、生徒募集がメイン、ついでにトレーナーさんも募集したいというのが目的としましょう。
その目的ですと主に見てもらいたい方は、テニスを楽しもうとか学ぼうとする方(入会見込み客)向けがメインとなります。その方々はテニスがうまくなりたいとか、健康維持のためとか、一緒にやろうよと誘われてとか。
サブとして、トレーナー募集があります。

そうすると
目的:テニススクールの生徒を募集する。次に人材募集。
対象:20~60才程度の年齢層を想定(入会者ではなくて申込者を想定)。トレーナーさんは20~35才を想定とか。


そんな方々にどんな情報を掲載してなにをアピールすればいいのでしょうか?
羅列してみることから始めます。
ざっと考えてみても
・運営する会社の情報(会社概要)
・アクセス
・入会案内
・スクールの指導コースの案内
・カリキュラムの説明やスケジュール表など
・テニスコートの設備の情報
・コーチの紹介
・Q&A
などが考えられます。

ほかにも、体験イベントが人気であればアピールしたいですし、サークル活動などがあればそういった案内も載せたいところですし、ワンポイントアドバイスといった情報も面白いかも知れません。電話でよくある問い合わせはQ&Aにまとめたり、お問い合わせフォームが必要かどうかなども検討します。

もちろん同業者のサイトを検索して、よいところを参考にしたり、同業者にないアピールポイントを載せて差別化するのも大事です。


(2)サイトの構造を考える(情報量を想像してページや表示の順位を考えてみる)
(1)で考えた掲載情報は、その項目ごとに1つのページになる場合もありますし、1つの項目の情報量が多くて複数のページに分かれる場合もあります。逆に複数の項目が合体して1ページになることもあります。
また、テニススクールで生徒募集がメインの目的であれば、その目的に合った情報の順位があります。
そういった情報の量と順位を整理してみます。
ここはまともな制作会社であれば提案してくれるはずですが、例えば下記のような簡単な構成図を書いてみて、提案してもらうのもいいと思います。




(3)サイトのトーン&マナーを考える
トーン&マナーというのは、どんな印象か、イメージか、どんな世界観か、みたいな感覚です。
できれば“どんな感じ”という点は制作会社とよく話し合うべきでしょう。
ファミリー的なのか、スポーツ感を出すのか、健康志向なのか、女性中心か・・等々。サイトの雰囲気を考えます。
場合によっては、同業・異業種関係なく、既存のサイトで雰囲気のあったサイトをブックマークしておき、話し合いの際に参考資料として見てもらうのもいいと思います。

あとは制作会社の“業務”の領域となりますが、まず画面設計といって各ページの構成要素を入れた線画(ワイヤーフレーム)による設計書を提示する会社もあれば、ラフデザインといって1枚画像でデザインを提示する会社もあります。
いきなりWebページにしてくるところもあるかも知れません。
これ以降は提示されたデザインに対して、修正を出したり承認をしたり、原稿や資料、デジカメで撮った写真などをお渡しして、最終的にWebページを完成させます。
もちろん制作会社にイメージ写真(購入)を提案してもらうこともできます。

そして完成して公開された暁には・・それで終わるわけではありません。
名刺や印刷物にホームページのアドレス(URL)を入れるのも忘れずに。
また、「更新作業」も必要です。
ずっと古いニュースしか出ていなかったり、情報が古くなったままだと却って悪影響になります。季節感を出したり、ニュースをアップしたりの努力が必要ですので、制作会社に相談してみてください。

追伸
最近ではホームページは、PCよりスマホのほうが重要です。
顧客が法人か個人かにもよりますが、現在ではパソコンとスマホ兼用のホームページ(レスポンシブ)にするか、スマホ用のホームページを用意することが肝要です。
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