2011年に終了したFC2クチコミ広告は、ちょうちん記事を書く仕事。


(2012.12.18追記)
この記事に挙げた「FC2クチコミ広告」は、2011年7月12日でサービスを終了しています。
そもそもこの記事を書いた時点では、記事を依頼して報酬を払うペイパーポストというビジネスを、私は知りませんでした。また、ユーザーに宣伝と気づかれないように宣伝するスティルスマーケティング(ステマ)、つまり「やらせ記事」の話題が高まったのも、もっと後でした。
そういった意味では、淘汰されて当然のようなビジネスかと思われますが、いまだに「FC2クチコミ広告」と同じビジネスを継続しているWebサービスはあります。
なお、ペイパーポストはGoogleがペナルティの対象としてます。

(FC2で表記の年月日に書いた記事です)

FC2クチコミ広告とは、FC2クチコミ広告に登録されている商品やサービスについての記事をブログに掲載すると、報酬がもらえるシステムです。(中略)
FC2クチコミ広告サービス、テスト公開開始!

企業側からすれば、従来のブログの位置づけは個のレベルの口コミ(=評判)でした。
今回の仕組みは、そこにパブリシティ(情報をマスコミや報道に提供して「記事にしてもらう」こと)の手法を持ち込むような感じでしょうか。
ともあれ、この、新しい「口コミ広告」は、本当に定着するのか、効果が期待できるものなのか、釈然としないところもあります。
以前、小さなお菓子の会社のWebを立ち上げたとき、その会社の商品が、あちこちのブログに写真入りで記事に書かれていることを知り驚いたものです。いわゆる「ファン」ですね。
ほんの数行の方もいれば、パッケージ写真入りで10行ぐらい書いてくれているのもあり、読む者からすれば、その言葉には非常に説得力(訴求力)がありました。
もちろん、完全に自分の感想であり、企業に依頼されたちょうちん記事ではないからです。

さて、この口コミ広告の狙いとしては、人為的に口コミレベルのペイドパブリシティを作り出すことによって、(ちょうちん記事だという意味で説得力・訴求力は落ちても)総合的に露出量が計算できると踏んだのでしょうね。根底には安いギャラをベースとした発信数のチカラだと思います。ただし、下手に(失礼)宣伝すればするほど説得力は落ちそうですが(笑)。
2次的な効果としては、参加したブロガーさんの(企業・商品・サービスに対する)ロイヤルティでしょうか。商品を深く知ることによって、ファンとまではいかないまでも悪くは言わない。どちらかというとその商品を選ぶレベルの帰属性は醸成できる。その程度ではないでしょうか。

200Pという最低ラインがありましたが、そのお題に対して書けば200Pもらえるという意味ではありがたいことかも知れません。そのようなタバコ代にもならない額の小さな「取引」を集めに集め、大きな露出効果を計算する広告。ある意味ブログならではの手法なのでしょう。

参加すれば、まじめに記事を書き、文章に頭を悩ませるブロガーと、個々のブロガーの説得力より不動産屋のように露出量を計算する広告主の信頼のない関係。そんな関係が妙に釈然としません。
お互いドライでいいのかも知れませんが・・・。


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