関連会社の小さなオフィスでは2012年からフレッツ光マンションタイプを利用しています。
そのオフィスで先週突然、ネットが繋がらなくなるという事態が起きました。
そこでそのオフィスに出向き、NTTの終端装置(VH-100「4」E「S」)=NTT支給のルーター=Wi-Fiルーター=PCとつながっているところで、原因を切り分けました。
①まずPCは問題なし。
②Wi-FiルーターはPCが認識しているのでいったん問題なしと判断。
③プロバイダーがOCNであるが、OCNとのPPPoE接続認証はNTT支給のルーター兼HUBでやっているものとこの時点では思っていたので、NTT支給のルーターを有線LANでPCと接続してみるが通信できず。
④NTTの終端装置が怪しいと判断
そこで、NTT東日本のフレッツ光 トラブル セルフチェックというページで診断することにした。
いくつかの契約情報を入力すると、NTTの終端装置(VH-100「4」E「S」)の点滅がどうなっているかを聞かれました。
VDSLリンクがゆっくり点滅していた、というか不規則だったのですが、これを選択すると、どうやら故障と出て、宅配で交換品を送る手はずとなりました。
翌々日、交換品が届き、入れ替えました。
が、しかし復活せず。
そういえば、宅配交換の予約完了メールに
なお配送日の変更や、配送予定日が過ぎても機器が届かない、機器を交換しても直らない場合は、
お手数ですが以下のURLから再度問い合わせをお願い致します。
とあったので、そのURLで問い合わせをすると、故障担当の技術者が調査に来てくれることになりました。
ただし、こちらの不手際が原因の場合、出張費8,500円を請求するという軽い脅し、いや、注意も言われましたが。
で、出張調査当日、担当技術者曰く、終端機器に問題はないとなりました。
じゃあ、なんでつながらないの?ということになりますが、ルーター又はWi-FiルーターにあるべきプロバイダーとのPPPoE接続設定がされて無いとのこと。
いやいや、急に設定が消えるなんてことあるの??
このオフィスにはわざわざNTT支給のルーター(192.168.1.1)やWi-Fiルーター(192.168.0.1)のIPアドレスにブラウザからアクセスする人いないし、アクセスしてもログインIPとパスワードを知ってる人いないし、ましてやそれらを工場出荷状態に初期化しようなんて人もいないわけで。
まあ、現実を受け止めるしかないので、調査の方がお帰りになった後、契約しているOCNとのPPPoE接続設定をすることにしました。(調査費は無償にしていただきました)
まずはNTT支給のルーターにローカルIPで接続。教えてもらった初期設定時とかわらないログイン情報でログイン後、WANの先にあるPPPoE認証の接続設定に進みました。
ただ、ここで問題発生。
認証IDは、OCNはメアド形式で@(アットマーク)があるのですが、英数と一部の記号以外はダメというバリデーションに引っかかってしまい、登録できず。
ひょっとしたら@前だけでもいいのかと思って
じゃあ、ということでNTT支給のルーターではなく、次のWi-FiルーターにローカルIPで接続。
ところがID、パスワードがわからず。
仕方なく、初期化(工場出荷状態)にすべく、小さな穴にボールペンの先を突っ込み、初期化。
再度アクセスしてパスワードを再設定。
そしてPPPoE認証の接続設定に進みました。
こちらでは認証IDは@(アットマーク)が含まれていても問題なく、設定を保存。
保存するとそのまま接続テストが始まります。
テスト状況を表す水平のタイムラインが徐々に完了に近づき・・・・「?」
なななんと、失敗!
え?どうして?ということでIDやパスワードを見直し数回チャレンジを繰り返します。
もうだめだ、と心が折れかけていたところ、会社の代表から「ちょっと5分ぐらい電源切ってみたら?」というアドバイスがあり、最後のトライと思い電源OFF。
そして再接続したところ・・・繋がりました!
そういえばこのWi-FiルーターはTP-Link Systems Inc.製ですが、設定完了後、自動的に接続テストの画面に遷移してテストが始まるのですが、テストに移行じゃなくてまずは再起動を求めるべきじゃないの?
NTT東日本のルーターは設定保存すると必ず「設定は再起動後に反映されます」と再起動ボタンが表示されてましたが、TP-Linkの設定画面のUIがよろしくない件で数時間、とんだ時間のロスをしました。
現場からは以上です。