オレオレ詐欺とか、あれほどマスコミでその手口がバレていても、やっぱり被害者は後を絶たないですよね。同じように「ワンクリック詐欺にご注意」とさんざん警告があっても、いざそんなサイトに自分が出会うと、どきっとして心配になってしまうようです。
また、自分だけは「そんなエロサイトに行かないから大丈夫」って思ってる人も多いと思いますが・・。
実は、最初の罠はエロサイトとも限らないのが実情です。
私もいろいろ遭遇した経験があるので、ちょっと書いてみたいと思います。
初めに書いておきますが、万一ワンクリック詐欺の画面に遭遇しても、決して振り込み等の必要はありません。放置で結構です。
さて、私が出くわしたワンクリック詐欺サイトは、まずこんな(下の)カワイイブログでした。
(まだあったのかとびっくりですが)ドラマ「華麗なる一族」のあらすじが映画とどう違うのか、最終回を待たずに検索したらHITしました。まさかと思うようなページですよね。(リンクは入れていません)
ここで「ネタバレはこちら」をクリックすると、
次にちょっとエッチそうなページ(下の画像)に飛びます。
そこでデカデカと動画画面が出てきます。それを押すとJAVASCRIPTで小画面が出てきました。
まあ、まだマシなのは、ワンクリックならぬ、2クリック詐欺って感じですかね(笑)
さて、本当に典型的なワンクリックの例は、男性にはエロだったり、女性ですと芸能ネタだったりで下記のようなサイトに誘導します。
ここは事前の警告もないので、まさしくワンクリック詐欺ですね。通報されているにもかかわらず、サイトが残っているところを見ると、国外サーバなのでしょう。
ブログのネタに、わざとひっかかって見ました。
PLAYボタンをクリックすると、一瞬、なにかをダウンロードするような画面が出てきます。続いて情報を収集しているような演出が画面に展開されて・・・
上記のような画面が立ち上がります。
このサンプルは、さっき会社でアクセスしたものですから、見事に会社名、IPアドレス、上流のプロバイダ名等が表示されます。
ですが、そんなものプログラムが書ける人ならカンタンにWebに表示できるものばかりで、なんら個人を特定しているものではありません。いや、個人で固定IPやドメインを持っていたとしても、放置です。
ただ、やっぱり慣れていてもこういう詐欺は、ドキっとしますよね。
どっちかっていうとウイルスやスパイウエアのダウンロードのほうが心配なので、やはりアブナイサイトには「君子危うきに近寄らず」ですね。