基本版は無料、完全版は有料といった意味の「フリーミアム」という言葉。

昨日、朝日新聞社が4月27日から携帯ニュースサイトをフリーミアムモデルに転換するというリリースがあって、それで知った言葉。

リリースでは、これまで朝日・日刊スポーツは、記事の見出し閲覧は無料、記事本文の閲覧は有料というモデルだったのを、記事本文の一部をまでを無料として、記事全文などの閲覧に課金するとありました。

そのビジネスモデルが「フリーミアム」?
で、その「フリーミアム」でググると

「フリーミアム」~基本版は無料、完全版は有料
(抜粋引用)
ウェブ上のサービスに、サービスの基本となる部分を無料で、完全なメニューを有料で提供するビジネスモデルを採用するところが多い。近年このようなビジネスモデルを、英語でフリーミアム(freemium)と呼ぶようになった。フリーとプレミアムを組み合わせた造語だ。これは古典的ビジネスモデルのひとつではあるが、いわゆるWeb2.0以降のネットサービスと親和性が高いため再注目されている。

あ~、あるある。
ソフトだって機能落ちのFree版と有料の製品版があるし。

だけど、まずはベータ版は無料で使ってもらって、そのうち有料化と思ったら没になるサービスとか、無料サービスを続けたままマネタイズの目途が立たずに撤退とか、Web2.0の残骸も少なくありません。

「Doblog(NTT Data)」しかり、「ゆびとま」しかり、他にも「エピソードバンク(リクルートエージェント)」やらヤフオクで売られた「ぱんぱんミュージック」とか。

そういえば、その「ぱんぱんミュージック」今は?と思って、ググって「www.pan2music.net」にアクセスすると・・。

ぱんぱんミュージック
サーバがダウンいたしました。
今月末に復帰する予定です。
ぱんぱんミュージック事務局

あらあら、なんだか苦戦しているようで・・今月末って4月?いつからダウンしてるのやら。

おっとずいぶん脱線してしまったけど、
「フリーミアム」って造語は、最近ネットでよくある(古典的な)ビジネスモデルに対する後付けの言葉のようでした。

(2013.02.16追記)
ぱんぱんミュージックについては下記の記事に追記をしました。
ぱんぱんミュージック売却の話。(旧題:「月100万PVでも儲けるのは難しい」というマネタイズの話。)
売れたようですが、結局ダメでいつのまにか消えてしまったようです。

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