IE11でプリントできない写真(JPG画像)の原因は、写真のほうにあったという話。


(2017/02/14に少々更新しました。)
先日、インターネットエクスプローラver.11でのWebページプリントで、どうしてもプリントできないJPG画像に出くわしました。

印刷プレビューにも出るのに、いざ印刷すると出ない現象です。

IEで印刷できないという現象をぐぐると、おおむね「IEを管理者権限で起動」とか、「IEのセキュリティレベルで保護モードを有効にするのチェックを外す」とか、その他、インターネットオプションの詳細設定で「GPUレンダリングでなく、ソフトウェアレンダリングを使用するにチェック」などが出てきます。

しかしそうではなく、私の場合、ただ印刷に「出るJPG」と「出ないJPG」があるので、それらの(保護モードを無効などの)対処方法では解決しませんでした。

もちろん背景画像を印刷しない設定とか、RGBではなくCMYKだったとかという初歩的なオチではありません。

原因はようやくコレだという確認が持てたので、記事を更新しました。

現象から導いた結論は、IEで印刷に表示されないJPG画像ファイルは、「ファイル情報データを含んでいる」場合でした。

逆に言えば、印刷された画像は、「ファイル情報データを含んでいない」画像ということです。

JPG画像の、ここで言う「ファイル情報データ」とは、Exif情報(デジカメ等の機種名、撮影日時、位置情報etc)が主な情報です。

そんなの別にいいと言っても、自宅で撮った写真をSNSにアップロードしたら、その写真のExif情報にある緯度・経度で自宅が特定されるという可能性もあります。

まあすべての写真にExif情報が詳細に埋め込まれているとは限りませんが、ファイル情報データ(Exif情報)がある写真は、私の古いPhotoshop(CS2)の場合、読み込む際に下記のアラートが出たりします。

2016-04-05_182933

”出たりします”という曖昧な言い方をしましたが、実はExif情報を含んでいるのに、上記のアラートが出ないケースもありました。

デジカメのオリジナルは上記アラートが出ないのに、別名保存してExif情報が中途半端に削除された画像はアラートが出るとか。

今回、IEブラウザで印刷すると写真が出ないという現象に遭遇したケースは、投稿写真を直接サーバにHTTPアップロードする機能をもったサイトを開発中で、テスト中に発覚しました。

サーバにアップロードの際(ImageMagickを用い、しかもファイル情報を削る設定をせずに)指定されたサイズにリサイズしていたので、ファイル情報データは破棄されずに、IEで印刷に出ないという現象を招いてしまいまいした。

テスト中でしたので助かりましたが・・。

通常はWebページを制作する場合、画像は必ずと言っていいほどPhotoshop等でトリミングや加工を施してからWeb用に保存して使うため、ファイル情報データは加工後のJPG画像にはありません。

ただ、撮影した画像を直接アップロードするようなSNSサイトには、Exif情報等のファイル情報データが含まれる画像は多いも知れません。

下記は「はてなブログ」のFotolife の設定画面(一部)ですが、「画像情報(Exif情報)を表示」という項目があります。

これはデフォルト設定ではチェックは外れていると思います。

これを試しにチェックして、Exif情報を削除していない写真をアップロードし、IEでその写真をプレビューで表示させて印刷にかけてみました。

結果は?見事(?)に印刷されませんでした。

とりあえずテストサンプルを貼っておきます。
まずは
「ファイル情報データ」を含んでいる「橋」の写真。

print_ng

上記の写真は、IEではプリントできないはずです。

IEで印刷プレビューでは表示されますが、実際に印刷すると白いスペースになっているはずです。

IEから印刷を選び、PDFにしてもやはり画像が表示されません。

そして、
「ファイル情報データ」を含んでいない「紫陽花」の写真。

print_ok

上記の写真は印刷できるはずです。
どちらも私のスマホで撮影したもので、「橋」の写真はわざとファイル情報データを消さずに加工しています。

結論として、IEは、「ファイル情報データ」を含んでいない=印刷OK、含んでいる=印刷NGということになります。

ユーザーの立場でいえば、撮ったまま投稿UPされる際には、そのサイトが画像情報(Exif情報)を削除しているか否か、確認されてはと思います。

また、写真をIMAGEMAGICKなどを使ってHTTPアップロードするようなサイト開発をされる側の場合は、例えばExif情報を削除する(はてなのように)設定をつけるとか、有無を言わせず削除するような配慮が必要かも知れません。


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