ブログ名の設定は、まだ。 ネット社会の一粒の"地の塩"でありたいと思っています。

改めて、原稿料とかネットを利用した制作発注ビジネスの件とか。

2013年04月26日 · カテゴリ:Webサービス関係, 雑記

さっき見てた日経関連の記事ですが、

義理人情を利用して「原稿料1000円」ってどういうことだ
弱者にできるだけカネを支払わない手法が蔓延している
ある“お世話になった方”が逝かれた。出版社からその方にまつわるコラムの依頼が来た。ここに勇気をもってその時の依頼価格を書く。

 1000円だ。
(以下省略)

以下ちょっと記事はあるものの、「ここから先は『日経ビジネスオンライン』の会員の方(登録は無料)のみ、ご利用いただけます。」というオチもあります(笑)

日経ビジネスオンラインには登録していないので、この方(タレント・エッセイスト:遙 洋子氏)の記事のオチはどうなってるのかわかりませんが、プロの書き手に対して出版社が1000円を提示するってところがスゴイ。

そもそもデザイナーやコピーライター、記事のライターといった職種はフリーランスの方が多いのですが、特にライターさんに限れば昔から取材、調査も含めてハードワークの割に安めのギャラというのが常態化していたように思います。

以前、「ちょっとヒドいんじゃない?って発注条件が多すぎ。」という記事を書きました。
その記事は2月にパンダアップデート対策で記事の整理をしたときに削除しちゃったんだけど、「みんなの復習」ってところに記事を誰かが転載(コピペ)してくれてたので、自分の記事ですが参考に貰ってきました。
(重複記事と見なされる転載はカンベンしてほしいですけど。)

記事は(ライターさんの案件じゃないけど)以下のような内容でした。ちょっと削除&加筆して復活(笑)

発注企業と受注者(主に個人)を結びつけるWebサービスのサイトを見ていたら、ちょっとヒドいんじゃない?って発注条件が多く、例えば企業サイトデザインのコンペ。

予算 10万円~50万円

10万円からって、初取引の相手にコンペというリスクを負わせて募集するほどの予算じゃないでしょ。
まあそれは不問としても・・・

※コンペ費用はありませんが、その分を見積もりに計上されますと、費用面で落選することも考慮して頂くようお願いします。

数多くのデザインを見積もりとともに「ただ働き」で出させ、採用しても安いギャラ。
制作を業務の1つとしている会社のくせに、クリエイティブを軽んじているのか、弱い立場(クリエイター)を叩きまくって利用している。それとも助けてくれるブレーンがいない?

私も外部によく依頼するほうだけど、外部はブレーンであり、自分を助けてくれる協力者なわけで、リスクを分かち合う信頼関係がなくてはできないはず。
まあこのようなコンペ発注するぐらいだから、懇意にしている制作会社とかフリーランスが集まらないのかも知れません。

・・・そんな記事。(修正あり)

きちんとしたクリエイティブワークが、極端に安い金額の案件となってネット上で流通しているというのは痛い。
そりゃ応じるほうも「ヒマだから」「ないよりはマシ」なのかも知れませんが、それじゃ叩き合いの牛丼戦争とか、100円商品に疲れたマクドナルドみたいなもので、結局、どんどん疲弊するだけじゃないの?

冒頭の遙洋子氏が書かれていた言葉。

結論からいうと、“卑怯な世の中になったな”が、正直なところだ。

私もそう思う。

(追伸)
ちょっと分野が違いますが、最近ではお小遣いやポイント稼ぎのブロガーに対して、特に品質を問わない商品のちょうちん記事やSEO的な目的の記事を、1記事あたり数10円単位で書いてもらうビジネスもあります。
そんな記事はぜひパンダアップデートに捕捉されて、Googleペナルティの憂き目にあってほしいものです。

(2013.04.30追伸)
この記事がホッテントリ入りしてたことに関して
ブログを開設して5年以上、陽の目を見ることなくブログ界の片隅でごちゃごちゃ書き続けていたある日(と言っても具体的には4/27の夜中)、なんだかアクセスがグンと異常に伸びていて、リファラーを見ると、私には住む世界が違う「はてブのホッテントリ」入りしてました。

それを知って2秒後に思ったのは「ん、ちょっとヤバいな」。

記事自体は他で見た話題をベースに、過去に一度削除した記事も復活させて書いたものですが、ホッテントリに取り上げられるならもっと推敲してとか、脇の甘いところも見直して、などと思うじゃないですか。
例えるなら本田翼が部屋着のまま近所のコンビニに行ったら、店員がイケメンで「完全に油断してた~」みたいな。(CMの話)

同じくホッテントリ初体験を書かれていた方がいて

初めて、はてブホッテントリ入りしてみて気がついたこと
(抜粋)
私からしてみれば、適当な服装で近所のスーパーに出かけたら、いきなり面接試験が始まった、みたいな状況で完全に不意打ちでした。
しかも面接官が何十人何千人も居るのです。

やっぱりそーですよね。コンビニとスーパーの違いはあれど(?)、同じ心境。
でも私の場合は不幸中の幸いで、ゴールデンウィークの4/27土曜の夜中だったため、翌日も翌々日も休日。
きつくツッコまれることもなく、いまはちょっとホッとしています。

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4 Responses to “改めて、原稿料とかネットを利用した制作発注ビジネスの件とか。”

  1. 匿名 より:

    需要が供給を上回ったというだけで「書く価値のあるものを書ける人」にはそれだけの対価になりますよ、差別化できないなら安いですよって話だけです。100円マックを食べる人もいれば、高級店に行く人もいます。そういう経営努力をしてるんです。それで100円マックをみんなが選びはじめた!卑怯な世の中!ってあまりにも被害者意識が強すぎて共感できません。ぱっとしないラーメン屋がマックに客をとられて卑怯だ!と言ってても生き残るなら努力せよと言われると思います。「自分の市場価値があがる努力をせよ」と、どこの業界でもあたりまえのことだと思います。状況を恨むのではなく、変化する努力をする人だけが生き残るというごく当たり前のことかと思います。

  2. 匿名さんコメントありがとう
    >100円マックをみんなが選びはじめた!卑怯な世の中!ってあまりにも被害者意識が強すぎて共感できません。
    私自身はクリエイターに発注し、修正依頼をし、ギャラ交渉をし、時にはダメ出しをする立場でもありますので、匿名さんのおっしゃる私の「被害者意識」とは(私はライターの立場の話ではないので)マックに客を取られたぱっとしないラーメン屋の発言ということでいいでしょうか。

    おっしゃる通り(というか需供が逆ですよね)供給が需要を上回っているのも現実かと思います。
    実力・品質(スキル)が劣っていれば淘汰されるのは仕方ないでしょう。
    それについて卑怯などとは思いません。
    そうとられたのなら、私の文章が稚拙ということでお許しください。

    で、100円ショップが業者に「100円で売るんで○○円以下で協力できる商品を提供してね」ならいいのです。
    もしくは「不良在庫あったら仕入れるよ」でもOKでしょう。

    ただ、もちろん安く仕入れたものを幾らで売ろうと自由ですが、持続可能ではないような悪条件を生産者(制作者)に強いる取引を求めること自体、信頼関係を作りたいとは思っていないわけで(思ってたら相当おめでたい)、そういう意味ではぱっとしないラーメン屋(私)としては、そんな店はぜひ(これも需要と供給の関係で)まともなクリエイターは相手にしなくなってほしいと願うばかりです。
    ・・・という考えです。
    たとえ話が変な方向にいっちゃったかも知れませんがご理解いただければ幸いです。

  3. 木村俊太 より:

    匿名さんのコメントは、最終消費財と原材料とをごっちゃにしている点で、間違っています。発注元と下請けの関係は、客と店との関係とは全く違います。まあ、何もわかっていない方のようですので、あまり言っても意味ないですね。

  4. 木村俊太さんへ
    >発注元と下請けの関係は、客と店との関係とは全く違います。
    たとえ話があまり適切ではなかったかもです。(私も乗っかりました)
    ご指摘ありがとう。

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