(2013.01.31追記)
ぴたっとマッチはその後楽天に事業譲渡され「楽天ぴたっとアド」となりましたが、それも2011年2月28日にサービスを終了しています。
知人のサイト運営の手伝いをしていて「ぴたっとマッチ」を頼まれたので、その知人サイトに導入してみました。
これって私も昨年11月に試しに導入したことがあり、そのときからログインして見ると管理ページが若干進歩していましたが、相変わらずチープです。それに相変わらず単価(書かないけど)安過ぎ。
(以下ぴたっとマッチサイトより引用)
まだスタートして間もない為、他のPPC広告サービスに比べ広告単価が比較的安い状態にあります。
・・って自サイトにも(広告主向けに)書いてありますが。
それに売り上げに応じたA,B,Cのランクあり。Cランク=1万円未満だから、世間のほとんどのアフィリエイターはCでしょう。「頑張ってAやBランクになろうっ!」ってわけにはいきません。アクセスUPはそんな単純な問題じゃないですからねえ。
さらにマッチしなくて仕方なくの無料広告の率が30%。
こっちのほうをなんとかしないとモチベーション下がりますよ。
(以下ぴたっとマッチサイトより引用)
現在、ぴたっとマッチのマッチングシステムで、マッチする広告が検索できず、広告が何も表示されない欄には弊社の無料広告が表示されております。この、広告が表示されなかった際に表示される無料広告の割合は、現在およそ全体の30%にも及びます。
全体の30%にも及びます・・って言われてもねえ。その広告が楽天というわけで、さらに・・
楽天をはじめ、それらアフィリエイト広告による収益はいったん弊社に入り、また、そのような無料広告がクリックされても直接的には広告掲載者に報酬は入りませんが、弊社としましてはそのようなアフィリエイト広告で収益をあげる意図は無く、広告枠が同一の無料広告で埋まってしまう事による見栄えの悪化を防ぐ為の処置ですので、アフィリエイトで得た収益は別途プールしておき、収益回収月の翌月以降の報酬率に還元させていただく予定です。
マッチしない30%は楽天の広告が代替(収益はぴたっとマッチが受け取る)。こんな状態でアフィリエイターをABCランク付けして高集客率サイト優遇策なんて実施してるところがオコガマシイという気もします。
それとググると2ティア狙いの(公式サイトと区別のつきにくい)サイトだらけ。
てくてく糸巻きさんの昨年6月の記事の頃よりは、少しはマシになったようですがw。
2ティアは紹介者のアフィリエイト報酬の10%が、紹介者が退会するまでずっと続くということで、ある意味まだ参加者が少ない今、紹介しまくってしまえば後は収入が続くというわけですね。ただし2ティア狙いのアフィリエイターはおおむね荒っぽいというか、モロに「もっと詳しく」といった軽い?騙しリンクだらけだったり。モラルの低下が見られます。
その他、アフィリエイター募集の横で「平均CPC(クリック単価)の引き下げに効果絶大です。」って広告主を募集してるけど。広告単価が安い=クリック単価が低いわけですが、アフィリエイターにとってはマイナス。広告主募集ぐらい別ページにしたら?って思わないのかな。ちょっとサイト構成上のデリカシーも足らない気がします。
まあ最大のメリットは事前審査がないことと、いきなりのアカウント停止がないことでしょうか。
知人も参加してるので改善・繁盛していって欲しいのですが、運営会社(株式会社プロヴィデンス)もなんだかいろいろ作りっぱなしのASP屋さんのようなイメージです。
(2008.03.18追記)
「ぴたっとマッチ」はパチンコの打ち子募集広告まで許すのか?
昨日、某ブログの「ぴたっとマッチ」でパチンコ、パチスロの打ち子の募集が出ていました。
いくらギャンブル広告をそのサイトが承認してたとしても、打ち子の募集広告はマズイでしょう。
打ち子募集なんてのはせいぜい裏家業、ほとんどは詐欺のはずです。
確かにしつこいハーバライフやスパムブログを量産する情報商材屋もウザイですが、次元が違うような気がします。
ぴたっとマッチの広告主あてメッセージには・・(以下引用)
広告主の皆様にもより自由で幅広いジャンルの広告を出して頂けるよう、広告掲載基準につきましては「適法かつ公序良俗に反しないものであれば原則として掲載可能」と、かなり緩やかにいたしました。
・・とあります。
ある意味、アフィリエイターには「おまいら無審査で小遣い稼ぎやらせてやってるんだから広告に文句言うなよ」ってところでしょうか。ギャンブルの広告は掲載可のアフィリエイターでも、詐欺はイヤだと思いますよ。
(2008.04.03追記)
ぴたっとマッチ、楽天に譲渡されてどう変わる?
ニュースリリースから。
アドネットワーク「ぴたっとマッチ」事業の事業譲渡に関するお知らせ
株式会社プロヴィデンス(本社;東京都品川区、代表取締役社長:川端 篤史、以下プロヴィデンス)は、楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下楽天)へ、プロヴィデンスが運営するアドネットワーク「ぴたっとマッチ」事業(以下本事業)の事業譲渡を行うことに合意いたしましたのでお知らせいたします。
こちらにも
楽天、広告ネットワーク事業本格化へ(ITmedia)
事業の譲渡日は2008年5月1日とあります。
もともとユーザーマッチに該当する広告が無かったときは、無料の楽天広告が出ていました。それが最近記事にもした「live-nave.jp」に代わっていたので、逆に楽天との関係は遠くなったと思ってましたが・・。
まさか丸ごと事業を譲渡するとは!
まあ考えてみればプロヴィデンスはネット事業をいくつも作って、作りっぱなしでそれを育てあげることが下手そうな会社です。ある意味立ち上げて一応軌道に乗ったところで売るというスタイルなのかも知れません。
広告主もアフィリエイターも、ぴたっとマッチが楽天に譲渡されてよかったのではないでしょうか。
ただし、アフィリエイターも無審査、ギャンブルサイトやアダルトサイトもOK、広告主もパチンコの打ち子の募集など(笑)ヤバイ会社がたくさん出稿していましたので、そのあたりの基準は楽天のほうが厳しくなるような気がします。
(2008.06.08追記)
「ぴたっとマッチ」楽天になっても詐欺広告掲載続く。
下記の広告は昨夜、とあるブログで出ていたものですが、
どちらも同じグループで、台打ち詐欺とかで、名前もあちこちのサイトに出ていたりする団体です。
しかし、いまだにこのような広告を出しているわけですから、楽天に事業譲渡されても、広告管理はずさんなままですね。
「広告主ご利用規約第8条(禁止行為)」の下記項目
(1)法令または公序良俗に反する行為
(9)法令または公序良俗に反する内容、その他弊社が不適当と認める内容を広告またはリンクサイトに掲載する行為
一応「禁止」と書かれています。
いま表示されている広告は、この「禁止行為」チェックのフィルターを通過した「公序良俗に反しない広告と思う人はいないと思いますが・・お飾りの規約になってますね。
楽天もいい加減、詐欺の片棒を担がないでほしいものです。
(2008.07.08追記)
ぴたっとマッチの新名称は「楽天ぴたっとアド」だそうで。
「ぴたっとマッチ」は「楽天ぴたっとアド」へとリニューアルいたしました。
主なサービスの変更点は以下の通りです。楽天スーパーポイントでの収益受け取りが可能になります
7月8日より、収益の受け取り方法として楽天スーパーポイントでの受け取りが追加され、
現金と楽天スーパーポイントの選択が可能になります。これにより手数料なしで、
5,000円以下の小額の収益の受け取りが可能となります。なお、新サービスへのリニューアルに伴い、楽天会員IDへの移行が
必要となりますので、お手数ですがご対応よろしくお願い致します。
楽天スーパーポイントでの収益受け取りってのが、まあミソですね。
5000円以下の小額の収益を、さっさと楽天ポイントに代えて使えるということで、なかなか5000円が溜まらないほとんど大多数のアフィリエイターも「まあ、ちょっと放置しとくか」ってことにもなるだろうし・・。
楽天も現金払わなくて済むし、楽天IDとぴたっとまっちIDを無理矢理ひも付けさせて、少しはユーザー増やしただろうし・・。
あとはマトモな広告主がいればだけど・・。
現状はハーバライフからエロ、詐欺なんでもアリのひどい状態だもんね。