アフィリエイトを導入するコマースサイトの話。
以前はアフィリエイトの(アフィリエイター識別のための)IDとかを、コマースサイトの入り口(ランディングページ)で受け取って、パラメータ又はCookieを使って引き回して、購入とか予約の完了があれば成功報酬の精算のために記録、月イチでアフィリエイト会社に渡す、という方法をとっていたと思うのですが・・。
(最近まで機会がなくて知らなかったのですが)もっと簡略化してる方法があったのですね。
引渡す識別IDとか、Cookieに書き込むものとかが最初からなくて、単純に購入とか予約の完了ページに下記のようなパラメタをセットしてIMGタグを生成してくれ、といわれました。
(例:バリューコマースiTAG方式)
<IMG SRC=”https://itrack2.valuecommerce.ne.jp/cgi-bin/*******/vc_itag.cgi?
sales_number=xxxx&sales_amount=xxxx&order_id=xxxx&sales_name=xxxx&
sales_tel=xxxx&sales_email=xxxx” width=”1″ height=”1″>
セットするパラメタは下記。
sales_number(sn) 注文個数(または申込件数)
sales_amount(sa) 注文金額
order_id (oid) 注文番号
sales_name(name) 氏名
sales_tel(tel) 電話番号
sales_email (mail) Emailアドレス
あとはアフィリエイト会社がそのデータをチェックして、アフィリエイターに関係する注文情報のみに選別して精算処理をしてくれるわけです。
これってアフィリ経由かどうかなどといった区分けが出来ないので、すべてのオーダー情報を(注文者の氏名、電話番号、Emailも)アフィリエイト会社に渡してしまうことになりますよね。
それって大丈夫なの?と、とある中小企業のWebサイトの担当者に確認したのですが、明確な回答が得られずでした。
設定マニュアルにはそういうこと(どうして安全なのか、個人情報まで社外にタグで渡すことの正当性など)は説明がないので、どうも納得いきません。
プライバシーポリシーには違反してないのか、必要最低限のオーダー情報なのか問い合わせたところ、バリューコマースから「氏名、電話番号、Emailは必須ではない」という返事が返ってきました。
じゃあということで、生成タグからそのパラメタを外しました。
詳しい人がいたら、頭の悪い私に教えてもらいたいところです。