ワイズノットは昨年(2007年)12月14日,東京地方裁判所に対し民事再生手続開始の申立てを行いました。
オープンソースのワイズノット、民事再生手続きへ
オープンソースなんちゃらの事業には関係ないですが、この会社で2つレンタルサーバを借り、利用していました。
1つはDB組んでいたので引き受け会社となった株式会社エクシードという会社へ引越しを余儀なくされて面倒でした。
もう1つは独自ドメインによるメーリングリスト(ML)利用。
ワイズノットはMLを無制限に設定できたので使ってました。結局キャンセルしましたが・・ワイズノットの引き継ぎができていなくていろいろ面倒でした。
さて、本題。
倒産から9ヶ月経ってますが・・
ワイズノットでググってみました。
するとGoogleのスポンサーリンクに、
株式会社ワイズノットの
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ワイズノットへ転職
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いまだにワイズノットをキーワードとした求人・転職エージェントの広告が出ます。
転職サイトは企業の募集期間が終わっても、そのページを削除するのではなくて、「現在募集はありません」というメッセージで置いてあるのが一般的なようです。そのため、締め切った過去のページが延々残って検索にHITすることは多いのですが、ワイズノットに限らず、数年前に倒産した知人の会社名でググると、いまだに某転職サイトのページが出てきます。
その転職エージェントは、倒産したという情報そのものを知らず、削除していないのかも知れません。
ただ、事実上倒産している会社をアドワーズのキーワードに残しているというのは、管理できないほど相当大量にキーワードをセットしているんでしょうね。でもクリックされても「現在募集はありません」になってしまうわけですからもったいない話です。
ひょっとして、どーせ倒産した会社で検索し、かつクリックする人なんていないんで、放置いても実損なしだからいいって思ってるのかな?
(2013.03.01追記)
リスティング広告のキーワードの話を読み返していて、ちょっと気になったことがあります。
もしあなたが検索結果画面に、ユーザーの検索キーワードにマッチしていなくてもいいから、とにかく広告を数多く出したいと思ったらどうしますか。もちろん入札単価は安く抑えるとして。
「そんな企業ないだろう?」
と思うかもしれませんが、数か月前だったか半年前だったか忘れましたが、amazonがやたらめったらキーワードを設定してアドワーズやってたのを記憶しています。
とにかくさまざまな検索結果で、打ち込んだキーワードをオウム返しのように「●●●ならアマゾン – Amazon.co.jp」と出ていました。普通は商売的に設定しないような単語を、まるで国語辞典を片手に片っ端から登録したかのように、大量に仕掛けていたわけですね。
これって検索結果画面にとにかく広告を数多く出したいという主旨だったのかな、と今さらながらに思いました。