未開封の板垣退助の百円札(1000枚官封束)の話。


2010年に書いた記事を少し更新しました。
2010年3月13日の朝日新聞紙面に載ってた通信販売の広告で、「百円札×1000枚」というものがありました。
ピン札が券面の僅か3倍弱!と書いてあったので、見ると確かに百円札×1000枚で10万円が、30万円弱の販売価格でした。

発行枚数は相当あったはずで、枚数的には希少って感じじゃなさそうですが、いまではお目にかかれない100円札、しかもピン札です。
実際に見たことがない若い世代にはピンとこないかも知れませんが、小さいときに使ったことがあるような世代には、懐かしさがあります。
もし商店街のキャンペーンとか、昭和風な飲み屋のオープニングとかで使われたら面白いだろうなと思います。

では入手するとしたら、いくらかかるのか。
相場的にどうなんだろう?と、ちょっと興味が湧きました。

で、未開封板垣退助百円札官封束(計1,000枚)検索してみたら
(初回の記事を書いた2010年3月時点で)
販売価格:298,000円(個別送料: 630円)
販売価格:230,000円(送料不明)※昭和28年12月1日(1953年)発行
販売価格:180,000円(送料不明)※昭和28年12月1日(1953年)発行

(記事を更新した2017年3月時点で)
販売価格:193,000円(送料無料)
がヒットしましたが、1000枚単位で販売しているところがずいぶん減った感があります。
また2010年の際はなかったオークションでの落札情報がヒットしました。
落札は122,000円とか、130,000円、140,000円といったレベルでした。

ただ、百円札には、ウイキペディアで調べると、価値として高い順に「前期1桁/前期2桁/後期」とあるらしいのですが、そのことについては一切触れていません。1枚の拡大写真でもあれば判別できるのでしょうけれど、なにしろ「完封」です。

また、昭和28年12月1日(1953年)発行と書いてあるものの、この1日に発行という意味ではなく、正確にはこのバージョンの発行開始日を指します。
そういうところを見ると、詳しい人(マニア)向けじゃないんでしょうね。

2009年7月6日の共同通信にこんな記事がありました。

お釣りは懐かし百円札 高知の天神橋通商店街
自由民権運動の指導者だった板垣退助(1837~1919年)の肖像が入った昔懐かしい百円札を、高知市の天神橋通商店街がお釣りに使用、買い物客に人気だ。
板垣の生誕地に近い同商店街のセール(6~16日)の一環。525円以上の買い物客を対象に、釣り銭として1枚ずつ硬貨の代わりに渡している。
百円札は現在も使用可能で、商店街は未使用の4千枚をネット競売で入手。真新しい百円札を手にした客は「使わないで大切に保存したい」などと話していた。

まあ、退蔵されている百円札を商店がお釣りに使っても、結局は各自が退蔵しちゃうんでしょうけど、そんな使い方が受け取った人が喜んだり珍しがったりできて、いいんじゃないでしょうか。

あと数十年経ったら2000円札の100枚束(完封)は20万円のところ30万円とかで売りに出されるのかも知れません。


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