またかよ?と言いたくなるペットボトルのフタのボランティア。

昨年9月(2010.09.06)に、削除しちゃったけど
「いいことなんだろうけども、『何やってんだよっ!』って言いたくなる話。」~大の大人がペットボトルのキャップを8,000個集めて、それでポリオワクチン200円分になりましたってニュースになんだか憤りさえ覚えました。
内容は

エコキャップ8000個、ワクチン費用に ウンノハウス社員らが集める
(抜粋)
発展途上国の子どもたちにポリオ(小児まひ)ワクチンを贈ろうと、山形市のウンノハウス(海野林作社長)の社員が2日、ペットボトルキャップ約8000個を山形銀行本店営業部に託した。
 ウンノハウスでは昨年8月から設計プランナーの荒清人さん(48)=山形市山家町2丁目=が中心となり、社内に回収ボックスを設置。社員約50人や取引先に呼び掛け、キャップを集めてワクチン費用に充てる「エコキャップ運動」に取り組んできた。

でしたが、今度は広島県福山市の児童会。
といっても当然、児童に「やったら?」と勧めた大人がいるのは明白です。
(2012.02.04訂正)
児童自らの提案であったとコメントを頂きましたので、訂正しておきます。勝手な想像で失礼しました。

児童ら4万個のPBふた回収(中国新聞)
福山市木之庄町の樹徳小の児童は27日、ペットボトル約4万個のキャップ約100キロを同市駅家町の福山北商工会女性部に届けた。売却した収益で、ミャンマーやラオスの子どもにワクチンを贈る。
(中略)
同女性部によると、キャップ約800個の売却益20円で1人分のポリオワクチンを贈ることができる。この日の寄贈で約50人分が賄える。6年滝宮暢斗君(12)は「キャップは一つ一つ手洗いした。できることで役に立てるとうれしい」と話していた。

結局、半年がんばって
40,000個÷800個×20円=1,000円。

金じゃない?

いいや、金です。(キッパリ)
だったら半年集めて1つ1つ水道水を使って手洗いしたキャップが、約800個で1円(総額50円)の利益でもやるのでしょうか?

おかしいものはオカシイよ。

(2012.02.04追伸)
児童自らの提案であったとコメントを頂きましたが、私の勝手な想像でしたので訂正しておきました。
申し訳ありません。

で、改めて追記しておきます。
「キャップ収集提案」が児童だとして、児童にその活動の効率の良し悪しの判断は難しい話です。
それが現実的かどうかを判断し、承認するのは大人の役割だと思っています。
その意味では、キャップ集めは現実的に「途方もない非効率」だと思っています。

またかよ?と言いたくなるペットボトルのフタのボランティア。” への5件のフィードバック

  1. VIPさん、コメントありがと。
    でもごめんなさい。
    そのまま承認するとアダルトサイトのURLがついてしまうため、せっかくいただいたコメントですが公開できずにいます。

  2. 以前樹徳小の児童会にいた者です。
    このことについては、私の代から始めたものです。はっきり言います。
    これは、ある児童が見つけて、「やらないか」ということを提案し、始めたことです。
    大人に言われたことではありません。
    そこのところをよろしくおねがいします。

  3. 樹徳小出身者さん
    児童自らの提案であること、了解しました。
    記事の一部に訂正の線を入れておきます。

  4. 理解していただき、ありがとうございました。

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