ページの表示スピードを早くする試み。

このブログは重いと言われているロリポップに、やはり重いとされるWordpressを使っているため(特に記事数が1000を超えた頃から)表示スピードの遅さが気になってました。

Googleのサイトの評価に表示スピードが挙げられているとのことで、ひょっとしたらサイトのページランクが何年も2のままなのは、被リンクの少なさもさることながら、この重さ(遅さ)も一因なのかと被害妄想的に思ったりしています。
しかし、実際のところ、世間と比べてどれくらい遅いのかわかりませんでした。

で、たまたま気付いたのですが、客観的なデータがありました。

Googleウェブマスターツールをお使いの方は多いと思いますが、そのダッシュボードのメニューのなかで「Labs」>「サイトのパフォーマンス」に進むと、このブログの場合、

パフォーマンスの概要
サイト内のページの平均読み込み時間は 4.4秒です(更新: 2012/05/07)。 全体の69% にあたるサイトよりも遅い読み込み時間です。(中略)
参考用にサイト全体の 20 パーセンタイル値も表示しています。この値を境に読み込み時間は早い(遅い)とみなされます。

とありました。
確かにグラフを見ると、

1月から5月のアタマまでのグラフですね。
上のうすいピンクのゾーンが遅い、下の薄い緑のゾーンが早いということで、うすいピンクのゾーン内で縦軸の3から5(秒)よりちょっと上あたりまでを、折れ線グラフが行ったり来たりしてるんで、平均読み込み時間は4.4秒あたりで「遅い」ということなんだなとわかります。

全体の69% にあたるサイトよりも遅い読み込み時間・・・って、言い換えれば(もし世界が100人の村だったら、じゃないけれど)もし世界のWebサイトが100サイトだったら、このブログは70番目のスピードってことかな?

で、表示スピードを早くする方法として、GoogleがPageSpeedツールを案内していました。ただ、いくつかある対策のなかで、やったのは下記のたった2つ。

・ブラウザのキャッシュを活用する
 .htaccessで画像とCSSとJsのキャッシュの有効期間を10日間と設定してみた。
・スタイルシートとスクリプトの順序を最適化する
 外部CSSファイルが外部JavaScriptファイルの後に書かれていたのを順序逆にした。

果たして少しは早くなったのか?
しばらく日数を置いて、上記のGoogleウェブマスターツールの折れ線グラフの続きを公開したいと思います。

(2012.06.18追記)
約1ヶ月ちょっと経ってサイト内のページの平均読み込み時間を見ると、先月5/7時点では
平均読み込み時間 4.4秒。全体の69% にあたるサイトよりも遅い読み込み時間。
とあったところは、今日(2012.06.16)時点で
平均読み込み時間 4.2秒。全体の67% にあたるサイトよりも遅い読み込み時間。
となっていました。

下記は平均読み込み時間のグラフ(推移)。

まあ0.2秒早くなり、100番中69位が67位になった(?)っといった感じです。
Googleが推薦している「Page Speed ツール」にアクセスして、このブログをスコアを見ると、100点満点中80点とか出てきます。
調べる時間によって数値が±3ぐらい変化するのは不思議ですが、80点前後だと特に悪い数字ではないように思います。

ただ、そうなると80点を90点に改善しても劇的に平均読み込み時間を1~2秒台にするのは無理な感じで、やはり月額105円程度のロリポプランで重いだ遅いだのグダグダ文句は言えないってことでしょうかね。

Googleがランキングを決める指標の1つにページの表示速度を導入しているという記事があったので、気になっています。
(参考)最低2秒、目指すは1秒以内。ウェブサイトを高速化するためのTIPS at #SMX Advanced Seattle 2012

なにしろこのブログ2010.01.08にページランク2になって以来、2年経っても変化なし。
ページランクなど気にする必要もないのでしょうけど、やはりモチベーションとしては上がってほしいものです。

(2013.02.18追記)
Googleのウェブマスターツールにあった「サイトのパフォーマンス」のページスピードのサービスは提供中止になってます。Googleアナリティクスにあるからそっちでどうぞってことのようです。

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