ちょっと唐突なタイトルですが、ふと思ったのでチョット書いてみました。
高速道路料金にETCの休日特別割引があることは、クルマで高速に乗る機会のある人にはおおむね知られている話だと思います。(参考:NEXCO中日本・休日特別割引)
2009年3月から2011年6月までは、土日祝日の高速道路料金の上限1,000円乗り放題という割引もありました。
そんな大幅なプライスダウンはどこかで減収のしわ寄せが来ないか心配するぐらいでしたが、当時麻生政権がもう1つ勢いで(?)やっちゃった(バカげた)定額給付金に比べれば景気に実効性があったように思います。
ただし、あちこちで相当な渋滞を招いてエコには逆行してたけど。
で、ふと思ったのがタイトルにも書いた、交通系ICカードの土日割引ってやんないの?ってコト。
もしくは、政治家がどうして言い出さないのかとも思っているのですが・・。
ひょっとして政治家の立場からすれば、利権の温床だった旧・日本道路公団がらみのほうが政治の力でやりやすかったのかも知れませんが、鉄道はどうなんでしょうね。
高速道路の割引がETCのシステムによって人的な負担なく割引ができたと同じように、交通系ICカードも割引計算もシステマチックにできるはずですよね。
ただ、ICカード乗車とICカードでの切符購入で分けるのが面倒とか、ICカードでは乗らない特急などにも適用しないと不公平感が出てしまうとか、そんなことがネックなのかな?
しかし、単純にICカードでの乗車だけが対象(ICカードでの切符購入は除外)とか、ICカードじゃない長距離運賃には適用しなければいい話。
あくまで東京エリアで言えば東京から江の島へとか、東京近郊の人が渋谷・新宿に行くとか、筑波山や小江戸川越へといった短・中距離のICカード利用者を対象にした(土日祝日の)割引で景気活性化を狙うってことで。
今年(2013年)3月23日から交通系ICカード全国相互利用ができるようになったんだし、そういった(割引)策もアリじゃないの?と。
不公平って言ったって、そもそもETCによる高速道路料金の割引だって、クルマでドライブにいける人たちだけの恩恵なんだし、トンでもない割引率じゃなければいいんじゃないでしょうか。例えば25%割引あたりで。
とりあえず、電車に乗っているときに思った、単なる空想です。
蛇足だけど、交通系ICカード全国相互利用ができるようになったのに、なんとエリアをまたぐ乗車には使えないってことは知りませんでした。
ご注意ください
相互利用をおこなう各エリア内でご利用いただけますが、異なるエリア間をまたぐご乗車の際にはご利用いただけません。この場合は、あらかじめ乗車券等をお買い求めの上ご利用ください。
ま、それほど多くはない(レアケース)かと思いますけど。