「電源に接続:充電していません」で考えられるPCのバッテリー残量設定以外の原因。

通常よくあるパターンはバッテリーの劣化を防ぐ目的で、バッテリー残量が多いときは充電しない設定になっているケースです。

私が遭遇したのはAC電源アダプタに問題があるケース。

使用環境は下記。

DELL XPS(ノート)を、会社ではPCに付帯したAC電源アダプタにつないで使用。

そのPCを持ち帰り、自宅では10年ほど前の古いDELLのノートPC(D505)のAC電源アダプタにつないで使用。

古いノートPC用のAC電源アダプタは、現在使用しているDELLのノートPCにはプラグがあわず、別途購入した変換プラグ(ケーブル)を差して使用しています。

ところが最近、自宅でPCの電源をチェックすると、バッテリー残量に関係なく「電源に接続:充電していません」というメッセージが出るようになりました。

検索するとバッテリー保護のための設定で、残量が多いと充電しないようにしている、といった記事を見かけましたが、私のPCにはバッテリー保護の設定はありません。

実際に、バッテリー残量がゼロになるまで使った後で接続しても、充電してくれません。

充電できなくても電源は供給してくれるので、相変わらずその古いAC電源アダプタは使っていますし、稀に(気が向いたら?)充電してたりします。

ノートPC自体は会社で使っているAC電源アダプタでは充電できるので、PCのバッテリーや設定の問題ではないことがわかります。

一応、DELLのテクニカルサポートに問い合わせてみたら下記の回答が返ってきました。

(抜粋)
古いDELLのAC電源アダプタ(Latitude D505用)は10年以上前の製品でございますので、
XPS 13 L322Xとの互換性がなく、古いAC電源アダプタの問題というよりも、XPSとの組み合わせの問題と思われます。

回答では「組み合わせの問題」とあるけれど、実際には1~2か月前まで充電できていました。

それに「互換性がない」というけれど、「プラグ形状の違う既存のACアダプタも利用できます」というDELLの説明で変換プラグ(ケーブル)もPCと一緒に買ったんですけどね。

そもそもAC電源アダプタは、コンセントまで来ているAC(交流)をDC(直流)に変え、電圧も適切に落としてPCなどの端末に供給するものですが、互換性がないというのは出力する電流(アンペア)の仕様が少し違っていて、アダプタの劣化でさらに差分が広がったとかでしょうか。

以下は素人の推察です。

ノートPCを最低限動かせられる電流(アンペア)より多い電流が充電には必要。

その古いAC電源アダプタはPCが稼働できる程度の電流(アンペア)は供給できているが、充電できる電流には達していないところまで劣化している。

バッテリーの持ちが悪くなるのはバッテリーの劣化としても、「電源に接続:充電していません」の表示がPCの充電設定によるものでないならば、それは電源アダプタが原因の可能性が考えられると思います。

詳しい人へ。
間違っていたら”優しく”コメントください。

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