ノートPCが電源入らず無反応。結果マザーボードの入れ替えで復活。(後日談追記あり)

先日のことでした。在宅勤務の日、夜10時過ぎ、食事も終え、風呂にも浸かり、夜のニュースをTVで見ながらでしたが、仕事のEメールを確認し、その後シャットダウン。
翌日は出社し、そのノートPCをカバンから取り出して電源に接続し、外付けモニターと外付けキーボード、マウスを接続。
さらに有線LANにも接続して、カバー(ノートPCのモニター)を開きました。

このノートPC(Windows 11 Pro)は、2022年6月に購入したDell Latitude3320で、初期設定の状態でパソコンのカバーを開くと、自動的に電源が入るようになっています。

ところが・・・いつまで経っても起動しない。
起動しないし、どこも光らない。
沈黙・・・。

いや。いままで役職柄(PC管理者として)散々PCのエラーに立ち会いましたが、電源が入らないとかがあっても(電源接続しても)どこかランプが点灯するとかはありました。
意外にいままでそういうのは無かったです。BIOSの画面とか、1行(英語)のエラーテキストとかはありましたが・・。まったくの未経験。

電源ボタン長押し・・・ダメ。
しばらく放置してからリトライ・・・ダメ。
購入した業者に連絡して状況と、型番と(DELLだったので)エキスプレスコードを伝えました。
その後、直接DELLサポートから電話を受けました。
サポートのいわれるがままPCを操作。
再度電源ボタンを長押し・・・ダメ。
次のアドバイスは電源ボタンと「m」長押し。つまりM-BIST(ビルトイン自己テスト)診断ツールというものらしくそれを試してみました。
このタスクを使うと、システム基板の障害を診断することができるそうな。
M-BISTは、付属のAC電源アダプタに接続されているか、フル充電のバッテリで動作しているコンピューターで電源オフ状態から開始する必要があるとのことですが・・・ダメでした。
なんにも反応しません。

あらら。
別に床に落としたとか乱暴に扱ったわけでもなく、昨夜も普通に終了していたわけで、途方に暮れました。
朝、1つサイトの更新業務(そういった仕事をしています)があったのですが、急遽、別のスタッフに依頼。
その後、オフィスで1つ余っていたWindows10の超遅いデスクトップPCを起動し、Microsoftと同期させ、Googleアカウントも同期させ、Gitも同期させ、なんとか代替のPCでその日の業務をこなしましたが、暗号鍵のバックアップをしておらず、鍵認証のサイトアクセスができず。
仕方ないのでPUTTYをダウンロードして作り直し、エンジニアにお願いして再設定いただく。

で、肝心のノートpcはまだ購入して1年経過してなかったので、DELLのサポートさんに出張修理をお願いしました。
なにやら「たぶんマザーボードです」と言われ、「え、電源部じゃないの?」とは思いましたが、まあそうなんでしょう。
翌々日にはマザーボードが宅配便で届きました。

そしてその翌日(出張修理当日)。
オフィスの会議コーナーにて、来社いただいた修理担当のエンジニアがマザーボードを交換。

その際、BitLocker回復キーが必要と修理担当の方に言われ、代替で使っていたPCからMicrosoftのマイアカウントにアクセスして、回復キーをプリントして渡しました。

約45分ほどでマザーボードが交換され、問題なく復活!
なんとも頼もしいDELLの修理担当者!

マザーボードの故障、交換は初めての経験でしたが、なんとかストレージのデータも初期化することなく、無事復活」できました。

現場からは以上です。

後日談(2024年4月追記)
実はこの記事を書いた後、同じ現象で2回マザーボードを取り換え、2月(2024年2月)延べ4回目が起こりました。
さすがにDellのサポートも異常事態と思ったのか、精密検査をしたいと申し出がありましたが、とりあえず出張修理を依頼しました。

出張してきたエンジニアさんに診てもらったところ、マザーボードではなく、バッテリーの一部(回路?)が破損しているとのことで、その日は部品が足りず、改めて日を変えて修理ということになりました。

結果、マザーボードはそのままで、バッテリーの部品交換で修理完了し、いまに至っています。
過去3回のマザーボード交換は意味があったのか?
というか、マザーボード交換で、なぜ(一時的だとしても)復活したのか、疑問は残りますが、まあ結果オーライということです。

バッテリーは保証期間外だったため、6千円ほどかかりましたが、ようやくこの故障~修理の繰り返し地獄から解放されたようです。

年度末にかけて忙しい中でのPCの故障は大打撃でしたが、、GitHubの活用やクラウドストレージにデータや設定情報を逃がしていたのでなんとか乗り越えました。

再度、現場からは以上です。

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