(2017年3月9日 古い記事なので内容を少し更新しています)
たまたま地下鉄の車内吊で、上野のABABにて「3日間限りの大直売会!特別セール開催」!2010年1月29日(金)~31日(日)って広告を目にしました。
その広告に「特価コーナー 1万円~5万円台のワンニャン大集合」ってことで生後半年ぐらいの犬や猫を集めたようなことが書いてありました。
期日の31日(日)は今日までです。
開催主はペットショップ ペッツファーストという会社。
生後半年ってことは、いわゆる売れ残りの犬猫。
1万円と値段がありましたが、まあそんな値段でしょうね。だいたい3カ月を過ぎると値下げし続けて、半年過ぎたらもう100円でもいいから飼い主をさがすって事態でしょう。
ペットショップを応援するつもりはないですが、バーゲンだろうが特価だろうが1頭でも多く引き取ってもらえたらペットも幸せだと思います。
しかし、たった半年の間に価値が暴落するというのもツライ運命です。
ペッツファースト(p’s-first)さんが赤字覚悟で飼い主を探す(バーゲン)ことはいいことだと思います。
ただ、ペット業界の販売方法というのは犬猫ペットのゲージ展示する方法をとっていますが、後もずっとこんな形態を続けていくのでしょうか。
その昔(昭和40年前半)、東京畜犬という会社がありました。
親がコッカ―スパニエルをカタログを見てで買いました。
そのコッカ―スパニエルは皮膚病がありました。
一度だけ子を産みましたがうち何頭か死産だったそうです。
その後皮膚病も癒えず、なにかの事情で販売会社に引き取られたようです。
ただ、親の話では「買った」というより「預かって育て、子を産んで会社に戻す」ような認識でブリーダー感覚でセールスに勧められたようです。
後になって知ることですが、たしか読売新聞が東京畜犬の販売方法をネズミ講だとして取り上げ、社会問題となり、東京畜犬は倒産に追い込まれました。
そのネズミ講の販売方法や犬を投資商品のような扱いをするのも問題ですが、別の側面から見ると東京畜犬の場合、購入者は「永久里親」のようなものでカタログで犬種を選び、犬が我が家に届けられるのを待つわけです。
カタログを見て買うため、ちょっと模様などがブサイクでもチェンジは確かできなかったはずです。
里親という感覚だと少しブサイクでもいいかって感じです。
勝手な妄想でしたが・・・
世の中が移り変わるなかで、もっとペットにも購入者にも幸せな取引方法の選択肢はないものか。
生後半年の血統書付きの犬が1万円!を見て、そんなことを思った次第です。
(おまけ)
ペッツファーストの犬猫で一番生後月齢の多い(年齢の高い)ペットを探すと
アメリカン・コッカー・スパニエル
カラー:チョコレート
性別:オス
月齢:120ヶ月
誕生日:2000/01/01
価格:31,500円(税込み)
月齢は誕生日から動的に計算しているでしょうから、「2000/01/01」が間違いだと思うのですが、さすがに10歳の犬は販売してないでしょうねww。
ペットファーストでトイプードルを買いました。
値段は75万を10回払いです。
まだローンも終わっていないのに、レックペルテスの疑いと診断され、手術で40万とのことでした。足が壊死して行く為、手術は絶対です。血統書付きなので遺伝でその様な病気が出た場合は子どもを産ませ無いらしいです。
10万の保険に入り、100%と言われたのに先天性には出ないと冷たく電話で言われ、提携のペットショップは手術は紹介出来るが近くでやった方が良いのではとこれまた冷たい❗果たして手術は終わりましたが、保険金を出す気があるのか?何らかの言い訳で出さないつもりかも知れません。
まだ、8ヶ月なのに可哀想だし…先天性の病気の犬を売るのです。そして冷たい対応に頭が来ました。
Booさん
ペットの先天的な病気と販売会社の冷たい対応と・・心が2度折れますね。
某ペット保険会社の「ペットはいません。家族ならいますが」と同じで、飼い主からすればワンちゃんを見捨てるはずもないでしょうけれど、せめて販売会社も先天性の疑いが強い病気に関しては一部返金とか、返金が難しいとしてもお客様サービスとして誠意ある対応が欲しいですね。
ペット市場も裏で劣悪なブリーダーがいたり、売れ残りペットの問題、ショップ店のブラックな職場などの闇を抱えているようですが、販売会社も売り逃げではなくアフターケアを売りにしてもらいたいところです。