実は先々月(2018年9月)の話ですが、Facebookを使って生中継を”本格的”に実施しました。
”ちょっと本格的に”というのは、外部カメラ(2台)と外部マイク(2台)、音声ミキサ、AVミキサ、テロッパ代わりのノートPC、ネット接続のノートPCを使ってやったので、ノートPC1つあればできるFacebookライブをちょっと大げさな機器を使ってやってみたという話です。
ライブの内容は知人の個人的な対談イベントでした。
接続図としては下記。
場所的にネットに接続するのが有線ではなくWi-Fiルータ(UQ WiMAX)というところが心配な点で、しかも月間7ギガの制限ありの契約のルータ。
1時間以上接続するのでプランを「ギガ放題」というプランに代えようかと思いましたが、翌月からでないとプラン変更が効かないとのことで、パケット消費を気にしながらの実施でした。
また、AVミキサーからFacebookを開いたノートPCへの映像&音声入力がありますが、その間に「USB HDMI変換アダプター」というのが挟まっています。
これは外部カメラを直接ノートPCにつなぐと、PCはきちんと「外部カメラ」と認識してくれますが、AVミキサーからのINだとPCが外部カメラとして認識してくれないため、これを挟んでいます。
amazonへの広告リンクですが、下記がそれ。
こんな小さなアダプタのくせして17,000円弱しました。
で、結果的には事故もなく中継できました。
Wi-Fiルータのパケットも1時間ちょっとの中継で1GBも消化せずに終えました。
ただ、ちょっと驚いたのは、タイムラグ。
LAN(有線)につないだノートPCで発信しデスクトップPCで受信するというテストの時、目の前にある受信側のPCで約15秒タイムラグが発生していました。
つまり、「こんちは」という映像&音声が、15秒遅れで中継されるわけです。
宇宙ステーションと地球の交信だって2秒程度じゃないの?って感じですが、実は1時間の中継をしていると、その15秒だったタイムラグがどんどん広がり、1時間後には約1分の遅延に広がっていました。
はは~ん。
これはプログレッシブダウンロード(疑似ストリーミング)ってやつですね。
Wikipediaによると
プログレッシブダウンロードでは、プロトコルとして主にHTTPを使い、ファイルをダウンロードしながら再生するという形式を取っている。
とあります。
切れたり飛ばしたりはしないけど、処理が停滞するぶん微妙に止まりながら流しているってことですね。
YOUTUBEも昔はそうだったらしいですが、現在は「ストリーミング」になっているとか。
ただ、実際にYOUTUBE Liveをしたことがないので事実は知りません。
ご存じの方はコメント欄にて教えてください。
まあ今回は演者がたまたまFacebookで友人に告知して、友人限定に設定すると思ってFacebookライブにしましたが、YOUTUBEでも良かったように思いました。
ちなみにFacebookはライブ終了後、自動的に記録されていて、それをオンデマンド的に公開することが可能でした。