2013年1月に購入したDELL XPS13は、薄型のノートPCで、Intel CORE i5、メモリ8GB、SSDは256GBでした。
平日はほぼ毎日、8時間は駆動させていたと思います。
6年と5か月の寿命でした。
予兆はありました。
1週間ほど前から、ジリジリと異音を発することが時々あり、「ん?なんか焦げてる?」と思って匂いを嗅いでみましたが・・無臭。
CPUあたりや電源プラグ部分などに過熱も特にありませんでした。
このジリジリ音はいままで聞いたことがなかったし、なんかヤバい予感がしました。
すると4日ほど前に、いきなり「ヒュン」と電源が落ちました。
そのときは(ノートPCなので)「いつものバッテリー残量10%だよ」という予告もなかったなと訝りながら、電源ケーブルをつないで起動したら復活しました。
そしてその2日後、使用中に、突然落ちました。
今度は電源ケーブルをつないでいたのですが、今回は起動しません。
たまたま同タイプのXPS13(2013年8月リース開始)が返却用に手元にあったため、そのノートのバックカバーを外して私のSSDを差し替えてみました。
すると、Windows10の暗号化機能「BitLocker」を入れていたため、起動時に回復キーを求められたが、すでに持っているためhttps://login.live.com/にログインして取得。
下記のように6桁の数字が8個も並ぶ面倒なキーです。
例:123456-789012-345678-901234-567890-123456-789012-345678
結果、正常に立ち上がりました。
そしてデスクトップに散らばる直近のファイル群も改めてGoogleドライブにコピーした、その1時間後、突然電源が落ちました。
「え?お前もか?」
本体を変えても落ちたのです。
その後何度電源ONしてもすぐ(1秒とか2秒で)落ちます。
ただ、バッテリーも少なかったはずなので、しばらく充電だけはして放置したのち、数時間後、改めて電源を投入すると回復キーを求められ、再度復活!!
そこで今のうちと思い、あらかたデータはGoogleドライブに移していたのですが、ThunderBird(メールソフト)の過去メールをバックアップし、パスワード管理というソフトもコピーして救出しておきました。
ただ、私のノートより数か月だけ新しいPCに私のSSDを移植して、ちょっと余裕ができたというかホッとしたため、ついでにチェックディスクをコマンドで打って走らせてしまったのが運の尽き。
チェックディスクは再起動して開始と表示が出たので、再起動すると・・・例の回復キーを求められました。
しかし今度は何度打ち込んでも、その後の画面で「回復に失敗しました、再起動します」と表示されてどうしようもありません。
最後の手段と思い、SSDを外付けにしてUSBで接続できるケーブルをスタッフが持っていたので、それを借りてデスクトップPCで確認すると・・・ディスクが破損しています、とのこと。
万策尽きました。
ひょっとしたらSSDの電源管理関係のデータ部分がおかしくなったのかもしれません。
6年と5か月の愛機に、ついにお別れの時が来たんだと実感しました。
いまは誰も使っていないAdobe CS2もDLサイトが閉鎖されたいまはお別れです。
バックアップし忘れたSFTPの暗号鍵と数多くの接続情報、FFFTPの大量の接続設定も痛かったです。
さて次のPCは、購入後3年程度経過したとはいえ私のよりずいぶん新しいXPS13が手元に来ます。
なお、別のXPSでは 2018/08/23に下記の記事も書いています。
下記は私が使っていたXPSより新しいものでしたが、寿命は約4年ほどでした。
Dell XPS13のSSD(mSATA)が壊れたので換装し、またWindows7から無償で10にした話。
まあXPSは当たりはずれがあるようで、特におすすめしているわけではないですが、SSLの換装やバッテリーの交換など何度(何台)もやってきたので、慣れちゃった感はあります。