いま「ゆびとま」ってどうなってるの?

ゆびとまからのメールがスパムフィルタに引っかかってました。
それで、いま「ゆびとま」ってどうなってるの?と思った次第。

あの株式会社ゆびとまは創業者グループの役員が変わり、その後不祥事を起こしたあとさらに経営者がコロコロ変わり、創業社長も選挙で落選して、(メールはスパムフィルタに引っかかって見てなかったので)自分も意識からフェードアウトしてたのですが・・。

元祖のゆびとま企業サイトを見ると(以下引用)

さて、弊社は、役員の逮捕からネット風評を引き起こし、売上の低迷により業績が悪化して、弊社の運営事業を進めることが困難となりました。
「この指とまれ!」サービスの運営に関する社会的責任は重く、会員の皆様の個人情報、並びに提供サービスの維持継続のため、弊社の事業の一部である「この指とまれ!」サービスに付随する事業について平成19年8月29日をもって、株式会社ゆびとま(本社:長崎県長崎市、代表取締役社長:松山孝一)より、株式会社この指とまれ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高須賀秀朗)へと譲渡することを弊社取締役会で賛成多数で決議いたしました。

なるほど。あの事件は痛かったはず。
じゃあ「この指とまれ!」ユーザーサイトはどうなってるのかというと・・。

http://www.konoyubitomare.jp/ (株式会社この指とまれ)
http://www.yubitoma.or.jp/ (株式会社ゆびとま)

昔登録したのでちょっと更新してみましたが、
もう1方で見ても更新されてたので、DBは1つですねww

新しいドメインはまだページランク3。老舗のドメインはページランク5。
譲渡といっても老舗は消してないようです。
でも、Google的に大丈夫?

そろそろ脱会と思いましたが、いまさら脱会しても、しっかり個人情報取られているからなあ・・。

(2009.05.31追記)
「ゆびとま」がついに終焉を迎えた感がありますね。

重要なお知らせ
このゆびとまれのサービス停止について
甚大なトラブルが発生したことにより、しばらくサービスを停止させて頂きます。
ご利用の皆様には多大なご迷惑をお掛け致しますが、迅速なサービス復旧を目指して作業をおこなっておりますので、何卒ご容赦頂けますよう、よろしくお願い致します。
状況は、逐一、こちらのページでご報告申し上げます。
2009年5月2日 「この指とまれ!」運営事務局

YAHOO(毎日新聞の)ニュースによると

運営会社「この指とまれ」の登記上の所在地の東京都中央区のビルは空室。管理会社によると既に事務所を引き払ったといい、電話は不通。連絡先のメールアドレスへの毎日新聞の問い合わせにも返答はなかった。

とあるので、もはや夜逃げ状態?
結局は創業者である小久保徳子氏と副社長の蒲原幸也氏がベンチャーとして注目を浴びたけど、その後、買い取った会社の役員が逮捕されたり、さらに転売されたりでしたが、まさに当時から心配されていた「個人情報の流出」はここにきて現実的な心配になってしまった気がします。

350万人の出身学校、卒業年度、そこから類推できる年齢、名前、メアドがセットになっているわけですから、それもサーバに置いたまま行方不明とは考えられません。
いま、サイトが万一復活しても、もう運営は無理でしょうね。復活したサイトで登録情報を削除したって、単純にデータベースに削除フラグがつくだけで、実際のレコードが削除されているわけじゃないでしょうし。
小久保元社長さんも「答えはいつも半歩先」って言ってたから、
これも行方を見守るしかなさそうです。

(2009.06.02追記)
なんだか「ゆびとま」のメッセージが更新されてましたね。

サービス停止に関するご報告について(5月31日)
※リンク先がなくなったのでリンクを取りました。
(抜粋)
当事務局では株式会社この指とまれ による障害復旧が困難な状態であると判断し、サービス復旧に関する作業全般及び復旧後の当サービスの管理業務につきまして「ゆびとま再建委員会」なる組織に移管することを、株式会社この指とまれ様より承認頂きました。
「ゆびとま再建委員会」とは、このたびのサービス停止からの復旧と今後のさらなるサービス改善のために協力して頂いている複数の企業、および当サービスを日頃よりご利用頂いております数名のヘビーユーザの方々によって構成された組織です。
「ゆびとま再建委員会」では、復旧作業が長期化する場合も想定し、旧システムを破棄し、全く新しいシステムを新たに開発してサービスを移管することも視野に、同時並行で作業を進めており、6月14日(日)のサービス再開を予定致しております。
(後略)

ちょっとヨロシクないですね。
推察するに、

甚大なトラブルが発生したことにより、しばらくサービスを停止させて頂きます。

の表示のもと、水面下で利権者(キャピタルとか?)で善後策とかその後の話し合いを進めていたところ、ニュース沙汰になってしまったので、急きょ何らかのメッセージを発表せざるをえなくなったって感じ?
そりゃ1か月も1つのメッセージ(甚大なトラブルが発生)だけで放置してたら騒ぎが大きくなることぐらいわかるでしょ。
「再建」という呼称からして、復旧作業とは書かれているものの、そのトラブルがサーバエラーというより経営的なトラブルじゃね?と察しはつきますが、まあ6月14日にどうなるのか、遠目に見守りたいと思います。

ところで話はそれますが、www.yubitoma.comとかwww.yubitoma.net。
左下にFreeLotto.comの広告が出てたりしますが、ご存じ有名な詐欺なので、決して騙されないようにして欲しいものです。

(2009.06.17追記)
「ゆびとま」がついにゆびとま再建委員会という組織の管理下になりましたね。

(2012.12.29追記)
ゆびとまは、いま「ゆびとまHD株式会社(設立:平成22年3月)」(代表者:柏木 宗利氏)が運営しているとのことです。

関連記事:ぺニオク「安オク」を始めたゆびとま。(追記:4か月で撤退)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください